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やる気を継続させる方法

考え方

2025.5.30

週刊ひろき

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さて今回のお題は、ズバリ「やる気を継続させる方法」です。皆さんには、イベントやセミナーへの参加、読書体験などを通して「よし!自分もやってやるぞ!」とやる気になった経験はありませんか?

 

そして同時に、どんなに「やるぞ!」と思っても、時間が経つにつれ日々の仕事に忙殺され“日常”に戻ってしまう……。そんな経験もないでしょうか?これ、結構あるあるだと思います。

 

そんな時のために、日常に戻らず理想に近づき続ける方法をお伝えします!

そもそもモチベーションとは

まずは「モチベーションとは何か」という話からです。以下のように、人には「コンフォートゾーン」と呼ばれる領域があります。

精神的に安心安全な領域である「コンフォートゾーン」。日常ではこの領域から出ることはありませんが、何かの拍子にコンフォートゾーンの外に出てしまうと……。

コンフォートゾーン(=元の日常)に戻ろうとする力が働きます。そして、この「コンフォートゾーンに戻ろうとする力」のことをモチベーションといいます。

 

つまり何かのきっかけで「よっしゃ、やるぞ!」と思い、コンフォートゾーンの外に出たとしても、段々といつもの日常に戻ってしまうのは“脳の働きとして自然なこと”なのです。

“モチベーションが高い状態”とは

では、どうすれば「よっしゃ、やるぞ!」なモチベーションが高い状態を維持できるのでしょうか?

 

以下3つの脳構造を前提として「モチベーションが高い状態」について解説していきます。

まず「モチベーションが高い」とは、以下のような状態を指します。

つまり「コンフォートゾーンを今までの日常から“魅力的なゴールを実現している状態”にずらす」=「モチベーションが高い」ということ。そして、その高くなったモチベーションを維持するには「臨場感の高さ」が非常に重要です。

例えば、セミナーやイベントへの参加を通して“臨場感”が上がったとしても「今月は営業目標が達成できないかも……どうしよう」「仕事で忙しいし、◯◯(やるべきこと)は後でいいか……」といった現実が続けば“臨場感”は徐々に下がり、結局“いつもの日常”に戻ってしまいます。

 

そうならないために効果的なのが「理想の自分ならどう振る舞うか?」を常に考え、行動することです。

 

例として、あなたが営業職に就いていたとしましょう。今月の営業日が残り少ないなか、目標は未達で「もう巻き返すのは難しいかも……また来月頑張るか……」と諦めてしまいそうになるかもしれません。

 

しかしそんな時こそ「理想の自分だったらどう向き合い乗り越えていくのか」を考え、行動することが大切です。

 

これが出来れば次第に「自分のあるべき姿から考えると今の状態はありえないから、このままでいるのは居心地が悪い」と感じるようになり、徐々にコンフォートゾーンがずれ、魅力的なゴールに向かう高いモチベーションが生まれます。

“魅力的なゴール”の条件とは

先ほどから何度かお伝えしている「魅力的なゴール」の条件は以下の通りです。

つまり、「自分にとって、この3つを満たすような魅力的な目標は何か?」を考えることが大切です。

最後に

余談ですが、私は毎日寝る前に「今日が人生最後の日だったとして、後悔の残らない1日を過ごせたか」を考えるようにしています。この答えが「No」の日が何日も続くと、何かを変える必要があると気付くことが出来るからです。

 

「臨場感をあげる」「魅力的なゴールを見つける」などと聞くと、難しく感じるかもしれません。まずはぜひ“理想の自分だったらどうするか”や“今日が人生最後の日だったら後悔しないか”など、よりシンプルに考えて日々の生活を過ごしてみてください。

この記事を書いた人
岡本 啓毅 おかもと ひろき 代表取締役社長

株式会社UZUZ代表取締役社長。北海道出身で高校卒業後、米国アラバマ州立大学ハンツビル校にて宇宙物理学を専攻。会長・今村と学生生活をおくる。大学卒業後は日本のベンチャー企業に入社するも、今村と約束した起業を実現するべく1年で退職。UZUZの副社長を経たのち、代表取締役社長に就任。