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J.YAMAMOTO

人々

2025.5.28

社員インタビュー

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UZUZ入社までの経歴

起業失敗というどん底の経験を乗り越えて。僕が念願のキャリアアドバイザーになるまで

人を助けたいという思いから、大学時代は“救急救命士”を目指していました。他大学と医療団体を立ち上げ、県や市が運営するフルマラソン大会やイベントに救護ボランティアとして参加。

 

100人規模で構成されるバスケサークルの幹事長なども務めながら、救命士の勉強も順調に進んでいたのですが、ここで僕の人生を変える“ある物”と出会ってしまいまして……。

 

そのある物とは、ずばり「麻雀」です(笑)。

 

成人記念に訪れた麻雀店で、魅力にどっぷり浸かってしまいまして……。初対面の知らない人たちと触れ合う麻雀ならではの遊び方が、僕にはとても面白かったんです。

 

あれよあれよという間に麻雀店に足を運ぶ頻度が増え、気がつけばアルバイトとしてお店で勤務するまでになっていました。麻雀プロの養成所にも入所し、プロ雀士の資格も取得しました!

 

ただ当時は麻雀にのめり込みすぎて、学業や友人関係、就活など全てをおざなりにしてしまっていて。「さすがにこれはやばい」と焦り、大学3年生からは金融や不動産など様々な業種のインターンシップに参加するようになりました。

 

就活では「命を助けることだけが人助けではない」と、救急救命士から一般企業に軸を切り替えていたのですが、僕のビジョンはもうブレッブレでして(笑)。

 

業種や職種を絞れていないことに加え、漠然と“将来は経営者になりたい”という憧れも持ち合わせていたので、いわゆる軸のない就活になってしまったんです。

 

実は当時から、人のキャリアを支えられる人材紹介の仕事にも興味はあったんです。でも「社会人経験もない自分がアドバイスするのはおこがましい」と断念。最終的には、老人ホームを経営する企業に営業として就職しました。

 

入社後は、老人ホーム紹介事業の立ち上げから黒字化に至るまでのフェーズに携わっていました。ただ、実は僕、入社10ヶ月でこの会社を退職することになりまして……。

 

もともと経営者を夢見ていた僕は、クライアントを引き抜いて独立しようと考えていたんです。営業として順調に成績を伸ばし、顧客も獲得できていたので「今がチャンスだな!」と思ってしまって。

 

でも、退職当日に総務に呼びとめられ「もし本当に顧客を引き抜くのであれば、会社としても相応の対応をしなければいけなくなる」と、競業避止義務の書類を突きつけられたんです。そこで一気に現実に引き戻され、僕の起業計画はあっさり白紙になってしまいました。

 

今振り返ると総務の方の対応は当たり前なのですが、まさかの事態に正直当時はめちゃくちゃ落ち込みましたね。

 

それでも「立ち止まってもしょうがない」と気持ちを切り替え、次は起業に必要な法人営業経験を積むべく、人材・広告サービス会社へと転職しました。

 

入社後は営業として特定エリアのお客さんをイチから開拓し、一緒に売上向上の施策を練る毎日でした。

 

コロナの影響から思い通りに成果を出せない時期もありましたが、新規獲得が難しいエリアに挑戦したり、功績が認められ模範社員として表彰されたり、自分の営業スキルを格段に伸ばすことができました。

 

そうやって約3年半働いた後、僕はついに念願だった起業へと乗り出します!

 

蓄えた麻雀知識は間違いなく僕の武器になると考え「麻雀の会社」を設立。リアルイベントを主催したり、麻雀番組の映像チェックやデータ収集などを行ったり、麻雀に関することは何でも請け負いました。

 

念願の起業で僕自身もとてもやりがいを感じていたのですが、実はここからまたもう一波乱ありまして……(笑)。

 

プロ雀士としての繋がりもあり、起業した直後から事業を収益化することはできたんです。でも日が経つにつれ「これだけじゃ物足りないな」と思うようになってしまって。

 

もっと色んな事業をやりたいと寝る間も惜しんで仕事をした結果、身体を壊して働けなくなってしまったんです。

 

慢性的な扁桃腺炎で1日働くと発熱して2~3日寝込むようになり、リリース予定だったサービスは軒並み延期・中止。イベントも開催できず収益がゼロになり、とうとう会社は畳むことになりました。

 

社会人になって初めて「心が空っぽ」になった瞬間でしたね。起業するという夢に向かってずっと走り続けてきて、忙しく仕事をする毎日が生きがいだったからこそ、何もかも失ってしまったように感じたんです。

 

会社を続けられなかった悔しさや無力感から、正直これからの生き方に迷った時期もありました。

 

でも、ふと自分の人生を振り返った時、忘れていた自分の“原点”を思い出したんです。それは新卒の時に抱いていた「人材紹介の仕事に携わりたい」「人のキャリアを支えられるキャリアアドバイザーになりたい」という思いです。

 

社会に出てから、目の前の仕事に集中するあまりすっかり忘れていましたが、心の奥底にその気持ちはずっと残っていたんだなと感じました。

 

自分の願望に気づいてからは一念発起し、人材紹介に絞って2度目の転職活動を再開。そして、たどり着いたのが「UZUZ(ウズウズ)」です!

 

当時は他社でも3社ほど内定をいただいていて、正直、キャリアアドバイザーとして若者をサポートできればどの会社でもいいと思っていたんです。

 

しかし、最終面接でUZUZを訪れた際、なんと受付で大学の先輩であるウズカレの田嶋さんとお会いしまして!学業において色々教えていただいていた先輩だったので、これはもうご縁だなと(笑)。

 

代表・岡本の飾らない人柄や、将来的にホールディングスの代表になるチャンスがあることなど今後のキャリアの幅広さも後押しになり、UZUZに入社を決めました。

 

ここから念願だったキャリアドバイザーとしての僕の日々が始まります!

UZUZでの役割

それぞれの“夢”を叶えるサポートを目指して

入社後はキャリアアドバイザーとして、求職者の方との面談を担当しています。

 

加えて、キャリアアドバイザー業務と並行して、UZUZの採用面接官も兼任中です。これから一緒に働くかもしれない方とお話しする重要なポジションなので、会社の顔としての責任を持ちながら日々面接に臨んでいます。

 

求職者の方と向き合う中で、僕はずっと「夢を諦めないでほしい」という思いを大切にしています。

 

“夢”と聞くと、もしかしたらとても大きな目標のように感じてしまうかもしれませんが、この夢は「家庭を持って子どもと楽しく暮らしたい」「ITエンジニアになりたい」など、どんなものでもいいんです。

 

皆さんがそれらの“夢”や“やりたいこと”に向かって思いっきり走れるよう、キャリアアドバイザーとして可能な限り力になりたい。そう思って日々就職・転職支援に向き合っています。

 

覚悟が揺らいだり、周囲の目が気になって自分の本心ではない夢を追いかけてしまったり、迷うことはたくさんあると思います。

 

だからこそ、どうしてその思いを実現したいのか根本の部分を再確認したり、今壁になっていることを分析したり、夢の伴走者として求職者の方をサポートしたいなと。

 

年収や職歴などの兼ね合いで今すぐに叶えることは難しくても、将来的にきちんと理想にたどり着けるよう、これからの道のりを一緒に考えられる存在でありたいです。

仕事を通じて記憶に残っている印象的なこと

「一度は諦めた職種」でいただけた内定

「本当にやりたいことを実現」した、Aさんのことはすごく印象に残っていますね。

 

Aさんには元々就きたい特定の職種があったのですが、職歴や実績の面から最初は諦められていて。他の職種で内定をいただいていたので、そちらの道に進もうとしていたんです。

 

でも、面談を重ねて気持ちをお聞きする内に「やっぱり希望の職種に挑戦してみたいです」と言ってくれて。

 

未経験職種なことに加え、Aさんは面接に苦手意識もあったので楽な道のりではありませんでしたが、希望職種での内定獲得に向け2人で挑むことにしました。

 

Aさんのように面接に対して苦手意識がある方は、過去の面接で嫌な思いをしたなど、何かしらネガティブな感情が芽生えたきっかけがあると僕は思っているんです。

 

だからこそ話しにくい部分はあると思うのですが、過去の経験なども踏まえて求職者の方の根本にある思いをきちんとお聞きするようにしています。率直な本音をシェアしていただくことで、私たちキャリアアドバイザーも本当の意味での対策や解決方法をご提案できるからです。

 

実際にAさんとも面接に対する意識を変えるため2人で何度も対話したり、計10回以上の面接対策も行いました。

 

最終的に無事に希望職種で内定を獲得できた時は、本当に嬉しかったですね。

 

一度は諦めかけたところから、何度も何度も面接練習を重ねたAさんのたゆまぬ努力あってこその内定だったと思います。僕自身としても求職者の方の夢をサポートでき、キャリアアドバイザー冥利に尽きる経験でした。

キャリアサポートにかける想い

目の前の内定ではなく、これからの人生を支えられるように

キャリアアドバイザーとして大事にしていること

キャリアアドバイザーとしては「耳の痛いこともきちんと求職者の方にお伝えする」ことを大切にしています。

 

ただ希望をお聞きするのではなく、軸のブレや努力の方向性、就職・転職での市場感など現実的な部分もお話しするように心がけています。

 

正直、もし僕が友達や知人だったなら言わない方が良いこともあると思うんです。でもキャリアアドバイザーである以上、求職者の方に言うべきことを言わないのは不誠実だなと。

 

キャリアアドバイザーという仕事は、求職者の方の“より良い将来”のためにあると僕は思っています。

 

実際に悩みを解消したり、アドバイスが欲しくて面談に来てくださる求職者の方も多くいらっしゃいます。だからこそ出し惜しみせず、僕が感じていること・持っている情報をきちんとお渡しして、誠実なサポートをしていきたいです。

私の強み

「目の前の内定に囚われない姿勢」は、僕の強みの1つだと思っています。

 

僕は目の前の内定ではなく、人生という長い道のりを見据えた上で、求職者の方のサポートをしたいんです。

 

時にはご本人でも気づいていないような本当の希望や課題を洗い出し、キャリアを含めてより良い人生への道筋を作っていく。その意識と姿勢を忘れず、求職者の方の人生に寄り添っていきたいです。

 

また「諦めずサポートすること」も僕自身の強みかなと。

 

職歴を理由に他社で就職・転職サポートを断られた方や、何度も面接に落ちてしまっている方でも、僕は最後まで信じてサポートしていきたいと思っています。

 

キャリアアドバイザーである僕が皆さんの“思い”を諦めなければ、求職者の方の選択肢や将来のキャリアの幅はきっと広がるはずです。

 

だからこそ、未経験職種や異業種への挑戦であっても可能性が少しでもある限り、粘り強く伴走していきたいです。

面談に来てくださる方へのメッセージ

深刻な悩みでも、上手く言葉にできない思いでも構いません。壁打ちをするくらいの感覚で、ぜひ一度ご相談にいらしてください!

 

一見「無理だろうな」「難しいだろうな」と思うことでも、理想の暮らしを実現したり、希望の職種に就くための選択肢は実はたくさんあります。

 

就職・転職のプロとして、どうしたら皆さんが思い描く理想にたどり着けるのか、選択肢ややり方も含め具体的にアドバイスさせていただきます。

 

短期離職や既卒、第二新卒など、たとえ今がどんな状況だったとしても諦めず頼っていただけたら嬉しいです!

この記事を書いた人
UZUZホールディングス編集部

UZUZグループにまつわる「ヒト・モノ・コト」について、分かりやすく丁寧に発信します。2013年から公開している株式会社UZUZのオウンドメディア「第二の就活」では「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。