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株式会社UZUZ COLLEGE伊藤が、富山市の中学校教育研究会において「AI活用セミナー」を実施しました

イベント

2025.8.25

UZUZ COLLEGE

UZUZホールディングス

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授業と校務が変わるプロンプトの入門編をレクチャー

2025年8月8日、富山市の中学校教育研究会が開催したオンライン研修会「生成AI研修〜明日からの授業と校務が変わる!実践プロンプト入門〜」において、弊社の伊藤が講師として登壇しました。

 

対象は、富山市立中学校で国語教師をされている約70人。

 

生成AI利用者としてのリテラシー向上や、日常業務に生かすきっかけやヒントを得たいと、熱心に参加いただきました。

 

まず、良い指示(プロンプト)の基本形を学ぶ演習として、参加者全員がパソコンで「AIが意図通りに動く」ためのプロセスを体験。

 

続いて、実際の業務課題をAIで解決する方法を考えるワークショップや、国語の授業でのAI活用アイディア事例に触れ、生成AIを授業や校務に活用できる可能性を体感していただきました。

 

生成AIに馴染みがある方は少なく、アンケートに回答があった参加者53人のうち、生成AIを「日常的に業務に使っている」と回答したのは3人(5.7%)で、「全く使ったことがない」が15人(28.3%)、「少し使ったことがある」が21人(39.6%)でした。

生成AI研修 実践プロンプト入門概要

1.オープニング(約15分)
  講師紹介、研修の目的共有、AI活用のデモンストレーション
  研修の重要性を伝え、AIで何ができるのかを見せることで、参加者の期待感を高めます。

2.ハンズオン:AIとの対話の基本操作(約45分)
  良い指示(プロンプト)の基本形を学ぶ演習
  参加者全員にPCを操作いただき、簡単な課題で「AIが意図通りに動く」という成功体験を積んでもらいます。

3.ワークショップ:業務課題をAIで解決する(約30分)
  各自の業務課題をテーマにAIで解決策を考案、スプレッドシートで全体共有、数例を講師が深掘り
  研修を「自分ごと」として捉えてもらう最重要パートです。参加者同士のアイデア共有も促します。

4.活用事例紹介:国語科での実践アイデア(約15分)
  授業準備、教材作成、評価など、国語科の業務に特化したAI活用例を紹介
  ワークショップで出たアイデアをさらに広げ、応用的な使い方をインプットすることで、活用の幅を広げます。

5.クロージング(約15分)
  研修の振り返り、明日からの一歩を促すメッセージ、質疑応答
  学びを一過性で終わらせず、研修後の継続的な活用に繋げるための時間です。

研修会のスライドの一部

参加者アンケートで「今までAIを使わなかったのはもったいなかった」など前向きな感想多数

参加者アンケートでは、「よく分からず避けていた生成AIの便利さに驚いた」「授業にもうまく取り入れてみたいと思えた」など、モチベーションの変化に関する多くの感想をいただきました。

 

  • 授業アイデアの提案や困ったことを相談して、より良い授業作成や業務効率化をしていきたいと思いました。
  • 初めてチャットGPTを使いました。心理的なハードルが下がりました。今後、身近な小さな質問などをチャットGPTに聞いて、少しずつ使っていきたいと感じました。
  • いざAIに助けてもらおうとしても、どのように質問したらよいか悩むことが多かったので、プロンプトについての解説がとても学びになりました。
  • AIを使うことは人間が考える力を使わなくなるので良い印象を抱いていなかったですが、今日実際に使ってみて、「うまく利用して、生徒に還元していきたい」「人間の思考も無限大だけれど、AIの思考ももっと広がっていくな」と感じた。
  • 初めてChatGPTを使いました。興味はありましたが、ログインをするという行為に怖さがありました。使ってみると、普段の業務、授業に活用できる気がしてきました。これからが楽しみになってきました。
  • これまで毛嫌いしていたが、もったいなかった。授業構成を考える手助けにしたり、作品の読みを深める観点を与えてもらったりしてもいいと思った。それで働き方改革がなされるのならばよい。
この記事を書いた人
UZUZホールディングス広報部

UZUZグループの最新情報や重要な情報を定期的にお伝えします。各グループ企業の魅力が120%伝わるよう、どこよりも丁寧かつ適切な情報発信を行います。