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K.OKADA

文化

2024.8.16

UZUZ社員インタビュー

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UZUZ入社までの経歴

大手ブランドに惹かれた入社で、人生最大のミスマッチ

最初に入社した会社は、3年で辞めました。意欲満々で入社した大手家具メーカーだったのですが、わずか半年後にモチベーションがドーンと落ちてしまったんです。そこから2年半の時間をかけて、ようやく自分が生き生きと働ける仕事に出会えました。それがUZUZのキャリアアドバイザーです。

 

なぜ半年で転職を考える状況になったのか。今振り返ってみると、就活の時に“目先の「お金」と「大企業というブランド」しか見ていなかったことが原因”だったと思います。

 

学生時代、特にやりたいことがなかった僕は、たくさんインターンシップに参加して良い会社を見つけたいと思い、周囲よりも早めに動いていました。実家がお金に苦労していたこともあって、「ちゃんと就職しなくちゃ」という思いは強かったですね。

 

そんな中、インターンシップに参加した大手家具メーカーから「早期選考」の話をいただき、面接の結果「内々定」をもらったのが大学3年の1月でした。

 

大企業のブランド、しっかりした給料、そして、いろいろな部署に異動できる教育制度。どれも魅力的だった上に、大学4年の6月には研修旅行としてアメリカに1週間行かせてもらう機会もあったんです。人生初の海外経験までさせていただき、僕の中でどんどんモチベーションが上がっていきました。

 

「社会人は大きな経験が積める。しっかり頑張ってどんどん成長して、活躍できる人間になろう!」とやる気300%で入社しました(笑)。

 

実際、入社後1〜2ヶ月は最高に楽しかった。目の前に映るもの全てが刺激的で、覚えることもたくさん。スーツのポケットにメモ帳を忍ばせて分からない言葉を書き込み、家に帰って復習する日々を過ごしました。たぶん、当時の僕は目をキラキラさせていたと思います(笑)。

 

そんなモチベーションが自分でも驚くほど急降下したのは、半年後のこと。

正式に配属された大型店で、正社員の仕事がクレーム対応のみだったことや、組織で決められたことをこなすだけの職務内容に、どんどん違和感が膨れ上がった結果でした。

 

耐えられなくなり、親にも「辞めたい」と何度も相談しました。特にトラブルや深刻な人間関係の問題があったわけではないんです。辞めたい理由は周囲に理解されやすいものではありませんでしたが、リアルな職務の中で「もっと挑戦したい」「ワクワクする仕事がしたい」という自分の情熱が発揮できないことが辛かったのだと思います。

 

ただ、その一方で足かせとなったのは自分自身の「安定志向」でした。

 

いい条件の給料を失うのが怖い、大企業のブランドを手放したくない……。出社しようと家の玄関ドアに手をかけると吐き気をもよおしたり、次の日が来るのが怖くて「寝たくない」と思ったりするほど追い詰められた時期もあったんです。それなのに、辞める勇気が出なかった。

 

異動でいろいろな部署を経験しながら、惰性でずるずると2年半も働き続けました。

 

そんな自分が「今動かないとずっと辞められないのでは」と思い至ったのが、入社3年目の終わり頃。「4年以上働いて第二新卒の枠から外れるのはまずい」と思ったことと、マネジャーに昇格してしまったら現職で頑張ってしまう自分が予想されたことから、思い切って舵を切りました。

 

決断する勇気がない人間なので、転職するのは本当に怖かったです。

 

2ヶ月間、さまざまな転職エージェントで15回も面談。親身になってキャリアパスを考えてくれる担当者の方から紹介していただいたのがUZUZを含む5社でした。その中には大手の人材会社がいくつもあり、正直に言うとUZUZは1番志望度が低かったんです(笑)。

 

理由はベンチャー企業だから。自分の根底にはやはり「安定志向」があったんですよね。でも、面接で一気に考えが変わりました。

 

とにかく面接官が僕のことをずっと褒めてくれるんです。「実績すごいですね!絶対に活躍できますよ!」って。“こんなに人のことを肯定してくれる会社で働けたら楽しいだろうな”とワクワクする気持ちになったことを、今でも思い出します。

 

実は、転職活動中から人材業界を志望していたのですが、いくつかのエージェントからは「そんな経歴では無理無理!」と頭ごなしに言われることがありました。

 

まるで自分を否定されたようで、本当に悲しかったですね。

 

そんな経験もあって、大手うんぬんよりも、求職者の方々一人ひとりに向き合える可能性をUZUZに感じ、入社を決めたんです。

UZUZでの役割

キャリアに悩み続けたからこそ、価値提供できる

キャリアアドバイザーの仕事は本当に楽しいです!

 

社会人になってから、僕がずっと悩んでいたのがキャリアでした。「働くって何?」「仕事って何?」という漠然とした問いへの答えを、山ほど読書しながら学び続けてきました。

 

「キャリア」に関する仕事ができたら、自分の経験を活かせる。そう思って志望したのが、キャリアアドバイザーへの道だったんです。

 

そんな僕だからこそ伝えられることの1つが、「目先のお金やブランドで就職先を選ぶとミスマッチが起こる」ということだと思います。

 

求職者の方をサポートをする際は、実際に働く状況を踏まえてキャリアイメージを持っていただくこと、内定をゴールにするのではなく入社後に活躍してキャリアを積み上げるイメージを大事にしていただくことを意識しています。

仕事を通じて記憶に残っている印象的なこと

信じ続けてくれる人がいれば、成長できる!

実は、UZUZに入ってから7〜8ヶ月間、僕はずっと結果を出せず、売上成績が社内最下位だったんです……。それが今年に入って突然、単月売上の社内記録を更新できました!ビリから歴代トップの大躍進です(笑)!

 

変わったきっかけは、上司の評価面談でした。「最下位」であることには一切触れずに僕の現状を確認した後、「岡田くんならできる」とずっと褒めてくれたんです。

 

叱責せず、否定せず、ずっと信じ続けてくれる上司。その言葉を噛み締めながら「成長したい!」と奮起して、キャリアアドバイザーの役割をあらためて勉強しました。

 

その結果、気づいたことがあります。今までの僕は、ただ求職者の方の話を聞いて寄り添うだけだったんです。

 

でも今は「課題解決」を意識するように。求職者の方の悩みや不満を聞いて、単に寄り添うだけでなく、伴奏しながら軸を一緒に整理し、選択肢を示す。このキャリアカウンセリングの方法を心がけるようになって、求職者の方の結果も、売上の数字も激変しました。

 

ずっと信じてくれた上司には、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

もし否定されていたら、僕は伸びなかったはず。思えば転職する時も、こちらの考えを否定せず、進路を一緒に考えてくれたエージェント担当者の方に救われました。

 

だからこそ、僕もUZUZで出会う求職者の方のことを信じたい。その方の可能性の芽を摘みたくない。そんな思いで日々の業務に取り組んでいます。

キャリアサポートにかける思い

信条は、相手の思いを否定しないこと

キャリアアドバイザーとして大事にしていること

1番はやはり「否定しないこと」です。その方がやりたいと思うことがあるのなら、“やれるためにどうしていくか”を一緒に考えます。

 

例えば、未経験のマーケティング業界に転職志望の方がいたら、「今からなら、こういう道筋を描けば可能性がありそうですね」というように、ファーストステップからお伝えする感じです。

 

求職者の方のことは、就職が決まった後の様子も気になりますね。Googleで表示されるUZUZの口コミ欄に、元求職者の方がたくさん投稿してくださっていますが、心スッキリと日々頑張られている様子がわかると、私も自分のことのように嬉しく思います!

私の強み

キャリア設計が得意です。

 

もともと話を聞くのが好きなタイプなので、しっかりと求職者の方のお悩みや状況を聞いて、「価値観」や「人生の軸」を整理できることが私の強みだと思っています。

 

自分にとって大切なこと、ないがしろにできないことは何なのか。それを自覚するのはとても難しいことですよね。だからキャリアアドバイザーとして、一緒に思いを深掘りしていくプロセスを大切にしています。

 

その方の適性に気づいたときも私から断言するのではなく、「そうしたご経験があるなら営業も行けそうですね」と、自ら気づいていただくお声がけをしています。求人の押しつけはしない。それがモットーです。

面談に来てくださる方へのメッセージ

僕自身の経験から、求職者の方には「入社後のミスマッチを起こしてほしくない」という思いを強く持っています。

 

そのためにも面談時にリアルな仕事のイメージをお伝えできるよう、日頃からいろいろな業種で働いている人たちから“生の声”を聞きまくるようにしています!

 

僕は皆さんの思いを、絶対に否定しません。ですので、安心して相談してくださいね。リアルな仕事のイメージをもとに、一緒に最善のキャリアパスを作っていきましょう!

この記事を書いた人
UZUZホールディングス編集部

UZUZグループにまつわる「ヒト・モノ・コト」について、分かりやすく丁寧に発信します。2013年から公開している株式会社UZUZのオウンドメディア「第二の就活」では「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。