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株式会社UZUZの人材紹介事業部は、2023年11月から責任者が川原(UZUZ常務取締役)から白川(UZUZ執行役員/ESES代表取締役社長/Otaks代表取締役社長)に変わりました。
今回の記事では、なぜこのような組織再編をするに至ったか、そしてこの変化によって何を目指すのかをお伝えできればと思います。
話は川原がUZUZに入社した2015年にまで遡ります。2015年ごろのUZUZは、グローバル事業にチャレンジしようとしていました。
当時はUZUZの創業メンバーの1人が、東南アジアへの現地視察や日本国内の技能実習生受け入れ機関を訪問し、グローバル展開の準備を進めていました。
「UZUZはこれからグローバル事業を立ち上げます!川原さんの力が必要です!」
そう言って口説き、川原はUZUZへの入社を決めてくれました。
しかし、川原が入社を決めてから前職を退職するまでの数ヶ月で、UZUZに動きがありました。調査を進める過程で、技能実習生周りのビジネスの難しさ(当時のUZUZにとって)が明らかになってきたのです。
最終的に「今のUZUZがこのまま事業を推し進めても、良い結果には繋がらない」という結論に達し、川原が入社する頃にはグローバル事業は一旦ペンディング。この事業に携わるつもりで前職を退職した川原は、人材紹介業務を行うことになりました。
もちろん私たちとしても騙すつもりなんて一切ありませんでしたが、結果的に川原を“騙す”形になってしまったのは事実です。そのため普通なら「話が違うじゃないか!」「どうしてくれるんだ!」と言われてもおかしくないと思います。
しかし川原は腐らず、持ち前の「目の前のできることを全力でやります!」精神で、成果を上げ続けてくれました。大阪支店の立ち上げ及び支店長、そして本社に戻ってからは人材紹介事業部の責任者として事業をガンガン伸ばしてくれました。
※当然ですが、今はこういったことはないです!会社の状況によっては内定時と話が異なってしまう可能性もゼロではありませんが、その場合には経緯も含めて、入社前にきちんとお伝えするようにしています。
川原が責任者になった2021年から現在までで、人材紹介事業部の売り上げは3倍近くまで伸びました!
しかし、川原が元々やりたかったのはグローバル事業です。川原自身には「敬史(川原)がウズウズ働くためにも、目の前の紹介事業を伸ばし引き継げる状態にして、本当にやりたいグローバル事業に挑戦していこう」と話をしていました。
でも、30人(当時)を超える人材紹介事業部は組織のフェーズが大きく変わりつつあり、運営難易度が上がっていました。ここからさらに規模が拡大していくことを考えると、当然引き継ぎの難易度も高くなります。
そのため、責任感の強い川原は「グローバルに挑戦したい。でも今の人材紹介事業部を引き継ぐと、誰がやっても潰れてしまうんじゃないか。そんな状態でグローバルに挑戦するなんて無責任なことはできない。だから、自分が紹介事業部をやり続けるしかないんだ」と、やりたい気持ちを押し殺し「Have to」で、紹介事業部の責任者に取り組む時期が続いていました。
その状況は私も理解していましたが、人材紹介事業部責任者というUZUZグループの中核事業をこのタイミングで任せられる人がおらず、どうしたものかと考えていました。
そんな時に手を挙げてくれたのが白川です!
「敬史さんがグローバル事業に挑戦する方が、敬史さんにとってもUZUZグループにとっても良いと思います。敬史さんが安心してグローバルに挑戦するために、僕が人材紹介事業部の責任者を兼任する形にするのはどうでしょうか?」
なんと、このように提案してくれたのです。
「聖悟(白川)なら人材紹介事業部の責任者として敬史も安心して任せられると思う。でも、ESESの代表と並行して人材紹介の責任者やるのは明らかにきつそうだけど、大丈夫?」と聞いたところ「皆で協力していけばいけると思います!」と白川は答えてくれました!
このような経緯を経て、2023年11月から人材紹介事業部の責任者は白川、そして川原はグローバル事業に挑戦することになりました!
今回の意思決定は、川原自身がウズウズ働くことに近づくだけではなく、UZUZ社員全員がウズウズ働くことにも近づく意思決定だと思っています。
なぜなら川原のように、UZUZグループに大きく貢献してくれている人がやりたいことに挑戦できるということは、UZUZメンバーが「自分もやり切ればちゃんと“挑戦”できる!」という明るい未来を描くことに繋がるからです。
現時点で川原は「この事業をやれば、新しいチャンスが開けるんじゃないか?」「あの国で挑戦したらこんな良い効果が生まれるんじゃないか?」と、様々なビジネスチャンスを見つけてきてくれています。
このような動きは、今後
こんな気持ちでウズウズしている人の機会獲得にも繋がっていくはずです。
さらに、グローバルへの挑戦は「若者がウズウズ働ける世の中をつくる」ことにも近づきます。
UZUZに「今は語学力も経験もないけれど、将来グローバルに活躍できる人材になりたい!」という方が登録してくれても、これまではそういった希望に直結する提案ができませんでした。しかしこれからは「そのチャンスを掴むためにこんな機会がありますよ!」と、本人の希望を現実にするための解決策を提示できるようになります。
つまり、今回の意思決定は「自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる」にも近づく決定だといえます!
変化の過程で一時的に負担が増えるタイミングも出てくると思いますが、社員一丸となり壁を乗り越え「この判断をしてよかった」と思える未来をつくっていきます!