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S.HASEGAWA

人々

2025.7.03

社員インタビュー

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UZUZ入社までの経歴

人に支えられてきたからこそ、僕も誰かを支えたい

今振り返ってみると、学生時代はとにかくサッカー漬けの毎日だったなと思います。

 

高校の部活では、120人の部員をまとめるキャプテンを任されていました。ただ、なかなか思うような結果が出せなくて、自分を責めてしまうこともありましたね……。

 

それでも諦めずに、チームの課題を洗い出し練習内容を見直したり、試合内容を振り返って改善点を分析したりと、できることを地道に続けました。こうした取り組みを重ねる中で、もがきながらも「自分で考える力」が少しずつ育っていったように思います。

 

正直つらいことも多かったですが、リーダーとして本当に貴重な経験を積めたのは間違いなく、自分にとっての大きな財産になりました。

 

高校卒業後は、マルタとイギリスへ留学しました。留学理由は2つありまして、1つは高校時代に出会った外部指導員のコーチの影響です。海外でのサッカー指導ライセンスを持ちながら教えるコーチの姿に「自分もこんな風に人を支えたい」と強い憧れを抱いたんです。

 

もう1つは、我が家のちょっと変わった決まりが関係しています。実は、我が家には「18歳になったら留学する」という不思議なルールがありまして(笑)。例に漏れず兄妹も留学を経験していたので、自然と僕も留学の道を選んだんです。

 

約1年滞在したマルタでは、語学学校に通いながら地元のサッカーチームに参加する日々。異文化の中でプレーすることで改めてサッカーの楽しさを知り、指導者になりたいという思いがより強くなりました。

 

イギリスで指導者ライセンスを取得し日本に帰国した後は、1年半ほど母校でサッカーコーチなどを行っていました。しかし、段々と自分の技術指導に限界を感じるようになりまして……。

 

今の自分に足りないものを補うべく、体の使い方の基礎からコーチングまでしっかり学べる専門学校への入学を決意。学校ではフィジカルトレーニングをはじめ、メンタルケアや栄養学など、人間の体について幅広く学びました。

 

専門学校を卒業した後は、再びコーチに……とも考えたのですが最終的にはフィットネスクラブに就職しました。

 

指導者ライセンスも取得していましたし、未練が全くなかったと言えば嘘になりますが、コーチ職の正社員募集って本当に少ないんです。なので、まずは就職し人間として成長しようと考え、フィットネス業界に進むことにしました。

 

こうして始まった僕の社会人生活ですが、入社したフィットネスクラブではなんと異動を4回も経験しまして(笑)。

 

4年間の勤務のうち、最初の3年は店舗運営に携わっていました。とはいえ1年目はコロナ禍だったこともあり、返金対応と館内清掃くらいしか任せてもらえませんでしたね。

 

僕自身、運動指導をやりたくてフィットネスクラブで働くことを選んだのに、理想と現実のギャップが本当に悔しくて。とはいえ腐っていても仕方ないので「今やれる業務で結果を出して上司に認めてもらおう!」という反骨精神で、館内清掃やアルバイトメンバーのサポートといった目の前の仕事に徹底的に取り組みました。

 

そんな努力の甲斐もあってか、2年目からはスイミングなどの運動指導と会員数を増やすための反響営業を任せてもらえるように。初めての営業業務に戸惑いもありましたが、お客様と真摯に向き合う中で、結果が数字や成果として見えることに大きな手応えを感じました。

 

3年目には他店舗の営業指導に携わり、社内でMVPを受賞。その実績が評価され本社勤務となり、新店舗開発や店舗の売上管理、部下のマネジメントにも従事しました。

 

年を重ねるにつれ、着実に仕事の幅が増えていくことに自分でも充実感を覚えていたのですが、入社4年目のある時、急に会社から「再度店舗に戻ってほしい」と言われてしまいまして。「本社業務で成果も出していたのになぜ……?」とショックでしたね。

 

加えてちょうどこの頃、妻が出産を控えていたこともあり、生活面でも大きな変化のタイミングを迎えていました。

 

仕事でも家庭でも自分の今後が大きく動き出すような、まさに“人生のターニングポイント”に差し掛かっていると感じ、改めて今の仕事へのモチベーションや年齢、家族との生活について真剣に考えてみたんです。

 

最終的に僕が出したのは「よし、転職しよう」という結論でした。これからの人生をより良いものにしたいなら、今ここで新しい1歩を踏み出すことが自分にとってもプラスになると思ったんです。

 

そして、本格的な転職を見据えこれまでの人生を振り返った時、一番強く心に残っていたのは「人との繋がり」でした。僕が悩んでいる時に上司が営業のいろはを丁寧に教えてくれたり、逆に自分が後輩の悩みを解決する手伝いをさせてもらったり。

 

自分の人生にはたくさんの人が関わってくれていると実感したからこそ、これからは「1人の人と向き合って一緒に人生を考えること」を自分の仕事にしたいと強く思ったんです。

 

自分のやりたいことを見つけてからは、人生の節目でもある就職・転職をサポートできる“人材紹介一本”で転職活動を行うことにしました。

 

エージェントを利用して10社ほど人材紹介会社を受けたのですが、その中の1社がUZUZ(ウズウズ)で。

 

実際にUZUZの選考に参加してみると、まず社内の柔和な雰囲気に惹かれました。オファー面談で来社した際も、社内全体で気さくに挨拶をしてくれてとても居心地が良かったですね。前職では自分の意見を発信する機会が少なかったからこそ、UZUZでなら取り繕わずに伸び伸びと働けそうだなと感じました。

 

また、UZUZが20代の若手を中心にサポートを行っている点もポイントでしたね。前職のフィットネスクラブも20代のお客様と関わる機会が多かったので、若い世代の悩みに特化したUZUZであれば、これまでの自分の経験を活かしたサポートができるなと。

 

こうした経緯を経て、晴れてUZUZに入社することになりました!

UZUZでの役割

“本当の気持ち”を打ち明けられる存在を目指して

UZUZでの僕の主な役割は、求職者の方との面談です。他にも研修資料のブラッシュアップなど、新人教育にも携わらせてもらっています。

 

就職・転職サポートでは、面談の場を「求職者の方が安心して自分の本音を話せる場所」にしたいと思っています。そのためにも、求職者の方の人生を「心から興味をもって聞く」という点は特に意識しているところです。

 

嬉しい時や焦った時、困ったりした時など「感情が動いた瞬間」に、その人ならではの価値観や今後の人生のヒントが隠されていると僕は思っていて。でも大人になるにつれて、そういう感情的な体験って意外と人に話さなくなると思うんです。

 

だからこそ、僕は皆さんの心が動いた瞬間を知りたいなと。その“瞬間”を通してお一人おひとりが持っている可能性や強みを見つけ出し、皆さんに「未来にも活かせる」と思っていただきたいんです。

 

かつて新卒1年目の僕がそうだったように、たとえ今が順調でなくとも、輝ける場所は誰にでも必ずあります。

 

求職者の方が心から納得できる仕事を選ぶことで、輝き、結果的にその方の人生がより豊かになっていく。それこそが、僕が目指すキャリアアドバイザーとしてのゴールです。

仕事を通じて記憶に残っている印象的なこと

自分の価値観を大切にするサポートを通して、もらった感謝の言葉

エンジニアに再挑戦したAさんとの関わりは特に心に残っています!Aさんは2社目で入社された企業がかなり厳しい環境だったことで体調を崩され、自信も失いかけているような状態でした。

 

お話をお伺いする中で、2社目でうまくいかなかった原因は、入社前に企業情報を十分に把握できていなかったからだと分かりまして……。それでも「もう一度エンジニアとしてチャレンジしたい」という強い思いをお持ちだったので、Aさんの挑戦を後押ししたい一心でサポートしました。

 

転職活動期間は約1ヶ月間。まずはこれまでの人生を丁寧に振り返り、どのような判断軸で生きてこられたのか、何を大切にされているのかを一緒に整理する時間を作りました。

 

整理していくと「モノづくりが好き!」という、ブレない価値観があることがわかったんです。なので、面接対策では「自信を持って自分の価値観を伝えましょう」とアドバイスさせていただきました。

 

すると、Aさんが大切にしてきたモノづくりへの思いが高く評価され、最終的にエンジニアとして内定を獲得できたんです!Aさんの努力が報われ、本当に良かったと心から思いました。

 

内定後、Aさんからは「転職活動前は本当に落ち込んでいたけど、長谷川さんと一緒に頑張れたから内定を勝ち取れました!」という丁寧なお電話をいただきました。

 

微力ながらも、Aさんにとって価値のあるサポートができたのかもしれないとキャリアアドバイザーとしてやりがいを感じた瞬間でした。

キャリアサポートにかける想い

“あなたのベスト”を一緒に探し出し、ちょっと先の視界をクリアに

キャリアアドバイザーとして大事にしていること

求職者の方との面談で特に大事にしているのは「僕と話すメリットを感じてもらうこと」ですね。正直これは決して簡単ではないのですが……。

 

それでも、面談で思いやビジョンを壁打ちする中で、ご自身のモヤモヤや強みが明確になることはあると思うんです。実際、面談後のアンケートでも「長谷川さんと話したらモヤモヤがすっきりしました!」「自分のやるべきことが明確になりました!」といった感想をいただくこともあります。

 

頭の中のデトックスがうまくいき、漠然としていた“今後のビジョン”が見えることで、ちょっと先の視界をクリアにするサポートができているのかなと感じています。

 

転職活動というのは、見えない未来への不安や悩みが多く、多くの方にとって精神的につらい道のりになると思うんです。だからこそ僕との面談が、少しでもリラックスできて、かつ「話してよかったな」とメリットを感じていただけるような時間になればと思っています。

私の強み

「求職者の方に誠実に向き合い続けること」は僕の強みです。

 

誠実さを保つ上で意識していることが2つありまして。

 

まずは、求職者の方がご自身で気づけない長所を言語化すること。多くの方がご自身の強みややりたいこと、キャリアに対するモヤモヤをうまく言葉にできずに悩んでいらっしゃるので、じっくり対話して探すようにしています。

 

そうやって“僕の言葉”ではなく“求職者の方の言葉”でお伝えすることで、よりご自身の中に落とし込みやすくなり、面接の場でも皆さん自信を持って自分の強みを伝えられるようになるんです。

 

2つ目は、キャリアアドバイザーである僕も求職者の方のベストを一緒に考えることです。

 

ベストな選択はご本人にしかわからないということは重々承知しています。でも、ご本人の今後やキャリアを考えて「今回の転職が人生のベストな選択ではない」と感じたら転職をお勧めしないこともあります。

 

本音を言うと、会社の売り上げが頭にちらつく瞬間もゼロではないのですが……(笑)。それでも、僕は「求職者の方のベストを優先した誠実なサポート」を今後も貫いていきたいです。

面談に来てくださる方へのメッセージ

人間ってあまり変化を好まない生き物なのかなと僕は思っているんです。先の見えない未知の世界に1人で飛び込んでいくのは、誰だって怖いものなんじゃないかなと……。

 

僕自身も変化することは正直怖いです。でも、不安で一歩を踏み出せない時、いつも周りの人たちに助けられてきました。

 

人の力を借りることは、恥ずかしいことでも悪いことでもないんですよね。誰かと一緒に立ち向かっていくことで、乗り越えられる壁もあります。

 

もし今「何かを変えたいけれど一歩踏み出すのが怖い」と感じている方は「少しでも変わりたい」というその気持ちだけで十分です。まずは気軽に話しに来ていただけたら嬉しいです!

この記事を書いた人
UZUZホールディングス編集部

UZUZグループにまつわる「ヒト・モノ・コト」について、分かりやすく丁寧に発信します。2013年から公開している株式会社UZUZのオウンドメディア「第二の就活」では「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。