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Y.NISHIMIYA

人々

2025.7.30

社員インタビュー

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UZUZ入社までの経歴

誰かの“人生”を支える仕事。僕が本当にやりたいことを見つけるまで

大学は指定校推薦を使い、自分の実力よりも少し背伸びをした大学へ入学しました。

 

でも正直なところ、学業にはあまり身が入らなくて……。4つのサークルを掛け持ちしながら、友人たちとの時間にばかり夢中になっていました。その結果、お恥ずかしい話ですが単位が足りず、学部長室に呼び出されて厳しく叱責されたこともあります(笑)。

 

そんな勉強そっちのけだった僕が本気で進路を考え始めた時、最初に思い描いたのは小学校の先生になることでした。

 

「今、自分の人生がこんなに楽しいのはなぜなんだろう」と振り返った時、根っこにあったのはピアノや水泳などの習い事で充実していた幼少期の経験で。そこから「子ども時代の“楽しい”は、その後の人格にも大きく影響するんだ」と感じたんですよね。

 

だからこそ、小学校の先生として人格形成が行われる幼少期の教育に携わり、子どもたちの未来を支えたいと思いました。でも僕が入ったのは文学部だったため、小学校の教員免許を取ることはできず……。結局、教員の道は断念せざるを得ませんでした。

 

それでも教育そのものへの関心が揺らぐことはなかったので、今度は民間教育の世界に目を向けました。

 

教員にはなれなかったものの、民間企業でも子どもたちに関わることはできると考え、教育業界を軸に就活を進めたんです。その結果、幸いにも某大手教育会社から内定をいただくことができました。

 

しかし、ここで思わぬ落とし穴にはまりまして……。なんと卒業要件の単位が1単位足りず、あと一歩のところで留年が確定してしまったんです。

 

「根性が足りないから留年するんだ!」と、父にはこっぴどく叱られました。そして急遽、父が営む大工仕事の手伝いを打診されまして……。

 

多分、父も僕の将来が心配だったんだと思います。突然の提案に少し驚きはしましたが、何事も経験だと考え、大学を1年休学し大工として働くことにしました。

 

結果的に、この大工仕事の経験が僕を大きく成長させてくれました。

 

職人さんたちが活躍する厳しい世界で、下っ端として汗を流す日々。年上の方々と関係を築く中で「作業を円滑に進めるために自分はどう動くべきか」「どういったコミュニケーションを取ると良好な関係を築けるか」など、物事を一歩引いて全体像で捉える“客観性”が身につきました。社会に出る前のトレーニングのような1年間になったと思います。

 

その後は大学に復学し、卒業単位も無事に取得。再び挑んだ就職活動では、大手個別指導塾から内定をいただくことができました。

 

塾では教室長として、新潟と群馬を渡り歩き、塾を探している親御さんや生徒さんへの営業や進路相談を担当。3年目からはプレイングマネージャーとして、新規面談から成績を伸ばしたい生徒さんへの追加プラン提案まで、幅広い業務に携わりました。

 

当時一緒に働いていた仲間はみんな温かくて、本当に人に恵まれていたなと思います。誰かが成果を出した時は全員で心から称賛し合う文化が根付いており、そんな明るく前向きな人たちに囲まれていたからこそ、僕自身も本当に楽しく働けていました。

 

しかし、民間教育の現場で働くうちに段々と自分の仕事観に変化が出てきて。人生全体で見れば、教育を受ける期間よりも社会に出てから働く時間の方が圧倒的に長いということに気づいたんです。

 

そう考えるとより長く、そしてより深く「誰かの人生」を支えることができるのは、キャリア支援の場なのではないかと思うようになりました。

 

社会に出た後の可能性やチャンスを、“就職先”を通して広げていける。その役割こそが、僕が本当にやりたいことだと確信するようになったんです。

 

その答えにたどり着いてからは、目標に向かって一直線でしたね。人材業界に挑戦すべくエージェントから複数社紹介してもらい、UZUZ(ウズウズ)もその中の1社でした。

 

そして僕は、この時受けた岡田(弊社キャリアアドバイザー)との一次面接に衝撃を受けることになります。

 

今まで受けてきた就職面接は、どこか形式ばった“流れ作業”のような印象が拭えなかったんですが、岡田との面談は全く違いました。僕という人間そのものに本気で向き合ってくれ、僕も取り繕わずに自分の人生について話すことができたんです。

 

面接の概念が変わり「僕も誰かの人生にインパクトを与えられるような関わり方をしたい」と本気で思うようになりました。

 

二次面接で代表の岡本と、僕が長年関心を抱いていた「学校教育」の話をすることもできたので「僕の居場所は絶対にUZUZだ!」と、入社を決意しました。

UZUZでの役割

内定はゴールじゃなくて、新たなキャリアのスタート

僕は、キャリアアドバイザーとして「内定をゴールとしないサポート」を心掛けています。

 

次のキャリアの架け橋になるので、内定獲得はとても大切で、僕としてももちろん嬉しいことです。

 

でも僕は、求職者の方が入社後もいきいきと働き続け、ご自身の人生をより豊かにしていけるよう伴走することが大切だと考えていて。入社までではなく、その後まで寄り添って初めて、キャリアサポートが完結すると思っているんです。

 

僕自身が大工時代に働くことや人間関係に迷った時のように、きっと入社後も働く悩みは尽きませんよね。だからこそ、求人のいいところだけを伝えるようなことはしたくないんです。

 

入社後に躓きそうなポイントがあれば事前に共有します。皆さんが安心して選考を受けられるよう、不安に思っていることも全てお聞きした上で、率直にお答えします。

 

耳の痛いことであっても誠実にお伝えする姿勢を大切にし、求職者の方の未来にしっかり繋げていきたいです。

 

ただ、相談に来てくださる方からすると、初対面でいきなりこんなに熱い思いを伝えられても困ってしまいますよね(笑)。日々の面談では何よりもまず、時間をかけてじっくりと対話を重ねることを大切にしているのでご安心ください。

 

もしまだ言葉にできていない想いや考えがあれば、丁寧にお話を伺った上で、一緒に言語化するお手伝いをさせていただきます。

 

そうやって積み重ねた対話の先に、信頼関係が生まれる。そしてその信頼関係があるからこそ、納得のいく内定と、その先の充実した新たなキャリアに繋がっていくのだと僕は信じています。

仕事を通じて記憶に残っている印象的なこと

悔しさを、悔しいままで終わらせない。キャリアアドバイザーとして成長し続けるために

嬉しかった経験で特に印象深いのは、以前サポートさせていただいたAさんのことです。

 

Aさんは無事に内定を獲得された後、UZUZの内定者交流会である「アラムナイ」に顔を出してくださり、そこで「西宮さんと一緒に獲得できた内定だからこそ、ここから頑張っていきたいです!」と伝えてくれました。

 

僕が常々大切にしている「内定はゴールではなく、ここからが本当のスタート!」という想いがAさんに伝わり、ご自身の言葉として聞けたことが本当に嬉しかったですね。

 

一方で、悔しい経験もありまして。2ヶ月以上かけてじっくり伴走させていただいたBさんのサポートです。

 

UZUZがご紹介した企業がBさんの希望キャリアにとって最善の選択だと思い、お勧めさせていただきました。でも僕の力不足で、求人の魅力や「なぜBさんにとってベストなのか」を十分にお伝えすることができなくて。結果として、その方は内定を辞退されてしまいました。

 

Bさんの人生を第一に考えた上でのご提案だっただけに、内定を断られたことではなく、自分の無力さを痛感した悔しい記憶として今でも残っています。

 

しかし、この悔しい経験があったからこそ、僕は1件1件の求人への理解を誰よりも深めるべきだと思い、自分のサポートの根本を見直すことができました。

 

悔しい経験を決して悔しいままで終わらせずに、次に出会う求職者の方へのより良いサポートに繋げる姿勢をこれからも大切にしていきます。

キャリアサポートにかける想い

求職者の方の人生に少しでも“良いインパクト”を

キャリアアドバイザーとして大事にしていること

求職者の方にとって「少しでも良いインパクトをもたらすこと」を意識しています。

 

単に求人を紹介する“仲介業者”で終わるのか、はたまた求職者の方の心に寄り添う“伴走者”のような存在になれるのか、キャリアアドバイザーはあり方が問われる仕事だと思っていて。

 

就職・転職という、重く大切な意思決定に関わらせていただくなら、ただ条件に合う求人を探すだけでは役割を果たしたとは言えません。相談してくださる皆さんの本音を受けとめ、深く知ろうとする傾聴の姿勢を持つことでこそ、僕たちの価値が生まれると思うんです。

 

1人で考えているだけでは見失ってしまうキャリアの道を、対話を通して一緒に見つけ出し「UZUZを利用して良かった」と心から思っていただけるようなサポートをしていきたいです。

私の強み

僕の強みは、どんな方とでもすぐに打ち解け「リラックスした関係性」を築けることです。

 

就活って、長い期間頑張って結果が出ないと落ち込みますよね。僕はその感情を丸ごと受け止めさせてもらいます。なぜつらくなってしまったかの原因を突き止め、前向きに取り組むための対策を一緒に見つけていきたいんです。

 

例えば面接を「ただ緊張するだけの場」ではなく「自分を表現できる楽しいコミュニケーションの場」と思えれば、就職・転職活動の見方も変わるはずです。

 

僕との対話がそういったポジティブなマインドセットの手助けになったり、孤独になりがちな就職・転職活動を前向きに捉えるきっかけになるなら、これほど嬉しいことはありません!

 

求職者の方が肩肘張らずに、ありのままの姿で就職・転職に取り組めるよう、心の緊張を解きほぐすことを今後も心掛けていきたいです。

面談に来てくださる方へのメッセージ

「将来のキャリアが不安」「人間関係がうまくいかない」など、皆さんが今お持ちの悩みは将来をより良くするための“出発点”になります。

 

どんな小さな悩みでも構いません。気軽に話しにいらしてください!悩みも不安も誰かに話してみることで、前向きな一歩に変えていくことができます。

 

「自分に向いている仕事が分からない」というご相談ももちろん大歓迎です!あなただけの答えを焦らず一緒に見つけていくお手伝いができたらと思っているので、ぜひ一度お話しをさせてください。

この記事を書いた人
UZUZホールディングス編集部

UZUZグループにまつわる「ヒト・モノ・コト」について、分かりやすく丁寧に発信します。2013年から公開している株式会社UZUZのオウンドメディア「第二の就活」では「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。