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大学時代、自分の軸となった活動はあるかと聞かれたら、真っ先に思い浮かぶのは「業務委託の営業」です。
卒業単位をほぼ取り終えた大学4年生あたりから、ある会社の業務委託営業として働き始めたんです。
大学の4年生というと就職活動に取り組む時期だと思うのですが、当時の僕は「自分自身で挑戦してみたい、社会で自分の力を試してみたい」という気持ちが強くて。
親しい友人がすでにその会社で働き、営業として活躍していたことも刺激になったと思います。
メンバーが4人ほどしかいない、いわゆる小さなベンチャー会社だったのですが、思い切ってそこで働き始めることにしました。
会社が扱う商材は多種多様で、僕の担当は電力商材・電子マネー・自社サービスの映像制作の3つ。
商品を宣伝するために、お客様のご自宅に伺って訪問営業をしたり、テレアポをしたりしていました。
訪問営業なんてしたことがなかったので、インターホンを押すのも怖いし、もうずっと緊張しっぱなしで(笑)。
でも、お客さんとの何気ない会話から成約が取れるなど、営業職に挑戦していなければ得られなかったであろう貴重な経験をたくさんさせていただきました。
この営業経験を通して「未経験でも、頑張れば結果に繋がることもある」と学べた気がします。
営業として働いていくなかで、どんどんと仕事にも会社にも愛着が湧いてきて、僕はすっかりその会社に骨を埋める気だったんです。
会社をより大きく、そして安定させていくため、これから自分にできることを頑張っていきたいと思っていました。
しかし、そんな想いとは裏腹に会社の売り上げが低迷してきてしまったんです。
十分な営業力を備えたメンバーがいなかったこともあり、落ち込んだ会社の売り上げをどうしても回復させることができなくて。
結局、ほとんどの社員が退職せざる終えない状況になってしまいました。
すごくやりがいを感じながら働いていたのに志半ばで去ることになり、当時は悔しさでいっぱいでした。
でも、下を向いていても仕方ありません。
退職時にはすでに大学を卒業し既卒の状態だったのですが、未経験で営業職に飛び込んだ時のように、チャレンジする気持ちは失いたくなかったんです。
なので、気持ちを切り替えて改めて就職活動をすることにしました。
そして次の職を探している中で出会ったのが「UZUZ」でした。
前の会社を退職してすぐ、同僚だった友人と共に求職者としてUZUZに登録したんです。
実は僕、大学在学中に1度だけUZUZに相談をさせてもらったことがありまして。
当時はあくまで相談だけで求人紹介までには至らなかったのですが、既卒になった時に、ふとその時のことを思い出したんです。
「既卒」というある意味王道ではない自分の経歴を活かして、同じように悩む求職者の方をサポートしたい。
人に関わる人材業界だったら、今まで培ってきた営業の経験も活かせるかもしれない。
そんな風に思うようになり、人材紹介の仕事に興味を持ち始めました。
なので再度UZUZに登録した時には、他の企業の求人を紹介してもらいたい気持ちと、既卒・第二新卒の転職に力を入れているUZUZで働きたい気持ちと半々だったんです。
今思うと、なんだか随分あやふやな状態だったなと(笑)。
でも実際に面談をしてみたら、担当の方から「よかったらキャリアアドバイザーとしてうちに応募してみない?」とお誘いをいただいて!
既卒・第二新卒に力を入れている点や、若い世代でも色んなチャレンジができる社風にすごく魅力を感じていたので、声をかけていただいた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。
もし、大学生の時にUZUZに相談をしなければ、そもそも人材業界で働くことを僕は考えなかったかもしれません。
そう思うとなんだか感慨深いですね。
色んな経緯がありましたが、こうして無事、UZUZでのキャリアアドバイザーとしての道が始まりました。
UZUZにはいくつかの行動指針があるのですが、その中の1つ「悩んでも走り続ける」ことを僕は大切にしています。
ありがたいことにUZUZに入社して1年目は、キャリアアドバイザーとしての自分の目標値や、月間2位の売り上げを達成でき、良いスタートが切れていたんです。
比較的短期間に良い数字を取れたことで、僕自身も「これは順調にやっていけるのでは!」と思っていました。
でも仕事に慣れて、色んな求職者の方の話をお聞きしている内に、仕事の進め方で迷いが出てきてしまって。
迷うと同時に、社内での成績も伸び悩んでしまいました。
このままでは危ないと思い、僕は周りの方に相談をしてみることにしたんです。
実際に相談をしてみると「短期間ではなく、もっと長い目で自分を見つめてもいいんじゃないか」「求職者の方のための活動が基盤で、その上で数字が成り立っているんだよ」とアドバイスをいただけて、改めて、自分のスタンスを見直すことが出来ました。
UZUZは部署間に垣根がなく、他部署の社員とランチする機会や周りの人に相談ができる環境が整っています。
だからこそ僕も1人で悩むのではなく、誰かに相談してみようと思うことができました。
僕以外にも、悩みながら走り続けている社員がUZUZにはたくさんいます。
試行錯誤しながらも、諦めない・取り組みを辞めない社員の姿は僕の励みです。
きっとこれからも壁にぶつかることはあると思いますが「悩んでも走り続ける姿勢」を忘れずに、キャリアアドバイザーとして求職者の方のお手伝いをしていきたいと思っています。
「アラムナイ」という、UZUZを通して就職が決まった方たちとお会いする自社イベントがあるのですが、そこでの出来事がとても記憶に残っています。
僕が初めて参加したアラムナイで、担当させていただいたAさんとお会いする機会があったんです。
Aさんは、もともと海外で英語を教えていて、その後UZUZを通してエンジニアに転職をされた方でした。
コロナ禍だったこともあり、直接お会いするのは初めてだったのですが、転職後の状況など改めて伺うことができまして。
現職の大変さややりがいなどを聞かせてもらった後、帰り際にAさんが「宇佐美さんのおかげで良い経験が出来ています。本当にありがとうございました」と言ってくださったんです。
求職者の方から直接感謝の言葉をいただくのは初めてだったので、ものすごく感動しました。
これまでAさん以外にも、新しい会社に入社され、バリバリ活躍する方を間近でたくさん見てきました。
次の職場が決まることはもちろん喜ばしいのですが、僕はやはり求職者の方が新しい職場で頑張られている姿や、やりがいを持って働かれている姿が何よりも嬉しいんです。
就職・転職に対する悩みや不安を一緒に解決しながら、その後の活躍までそばで応援できる。
それがキャリアアドバイザーとして1番の贅沢であり、嬉しいことだと思っています。
「業種のリアルを伝えること」を大事にしています。
エージェントとして売り上げの部分を考えると、紹介する求人の良い部分だけを伝えた方が正直メリットは大きいんです。
でも、求職者の方に「ミスマッチを犯してほしくない」という気持ちが僕にはあります。
もちろん100%ミスマッチを防ぐのは難しいと思うのですが、キャリアアドバイザーとして、その業種のリアルな部分や懸念点、大変な部分こそちゃんとお伝えしていきたいですね。
入社後にお会いする社内イベント「アラムナイ」でも、元求職者の方から実際に「こういうところが意外と大変でした」とお話しいただく時があります。
そういった情報は、入社した先で求職者の方が実際に感じたことなので、とても有益かつ貴重なものです。
元求職者の方の中には「今後入社される方のために」と、わざわざフィードバックをくださる方もいます。
そうやって求職者の方の率直な思いに触れる度、懸念点や正しい情報をきちんとお伝えする意義・責任を感じます。
大変な部分を率直に共有することが、求職者の方のより良いキャリア、ひいては人生に繋がっていく。
そう信じて、これからも皆さんの就職・転職活動に向き合っていきたいです。
「専門性」が僕の強みだと思っています。
僕は今、IT関連の求人を専門に扱う部署に在籍しています。
もともと文系だったので、初めは僕自身ITに関する知識が全くなかったんです。
でも、UZUZがIT業界の求人を多く扱っていることやウズウズカレッジといったITスクールを運営していたこともあり、本腰を入れてIT業界やインフラエンジニアについて学ぶことにしました。
ITというUZUZの強みに合わせていくことで、もっと多くの方の就職・転職をお手伝いできるのではないかと思ったんです。
これからも自分にしかない専門性を見つけて、より磨きをかけていきたいです。
僕自身もかつては既卒として、自分の就業経験に悩みを抱えていました。
その時の悩みや葛藤、失敗談も踏まえて、ぜひ就職・転職活動のアドバイスをさせていただきたいです!
特に就業経験がない方や既卒の方に関しては、新卒よりも受けられる求人の数が少なかったり、周りと比べたりすることで「自分は本当に就職できるのかな」と不安になる瞬間もあるかと思います。
そんな時こそ、1度お気軽にご相談に来ていただけたらなと。
既卒として悩んだ経験がある僕だから、できるお手伝いがきっとあると思います。
皆さんのこれまでのお話と、これからの想いをぜひ聞かせてください。