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Y.SUISHU

人々

2024.8.27

UZUZ社員インタビュー

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UZUZ入社までの経歴

4度の転職。紆余曲折を経て出会った心動かされる会社

UZUZに入社したのは30代になってから。それまで、およそ2年ごとに転職を繰り返して、UZUZは4度目の転職でした(笑)。

 

新卒で入社したのは大手の住宅メーカー。飛び込みで「家建てませんか?」と営業して回ったり、チラシ配布、住宅展示場の接客などを行っていましたね。

 

正直かなり忙しく、残業ばかりで休みはまったくなし。ストレスで扁桃腺がいつもパンパンに腫れているのに病院にも行けない始末です。「こんな生活は続けられない。営業はもう嫌だ」ということで、1社目を退職しました。

 

次は、人事部門を希望して就職先を探しました。1社目の経験から、本当に営業だけはしたくなかったんです。

 

念願叶って、介護系の人材紹介会社に人事ポジションで採用されたのですが、なんと入社当日に「営業やって」と言われまして(笑)。話が違うわけですが、「やるしかないな」という感じで気持ちを切り替えましたね。

 

ただ、入社してみるとかなりのワンマン経営。いろいろ理不尽な問題を感じながらも、精一杯営業に駆け回りました。いつも追い立てられている感じで、評価や実績を出さないといけないプレッシャーも強く、私自身も部下に厳しく当たることが多くなりました。

 

業績は出せたし、新しい部署の立ち上げも担当して軌道に乗せられた。でも、当時の自分はまったく心の余裕がなくて、今みたいに穏やかに話すような人間じゃなかったように思います。

 

振り返ると、そもそも私の最初の就職活動は全然やる気がなく、「これをやりたい!」という目標もなくスタートしました。

 

というのも、私はずっと獣医になるのが夢だったんです。でも獣医学部の受験に失敗してしまい、新たな夢を見つけられなくなっていた。だから、「ちゃんと生活できる仕事なら何でもいい」という考えで、最初に内定をくれた住宅メーカーに就職したんです。

 

ただ実際社会人になってみて、「事業を自分で興したい」という独立願望を現実的に考えるようになりました。そうして2社目で出会った方と一緒に計画を立て、「経営に必要な組織マネジメントを学ぶ」という目的で2度目の転職。

 

3社目の会社である程度経験を積み、任されていた仕事が一区切りついたところで念願の起業を果たしました。とはいえ、人生っていろいろ紆余曲折ありますね……。一緒に立ち上げた方とまもなく経営方針が合わなくなり、自分から身を引きました。

これが、人生2度目の「挫折」でした。

 

この経験から、「次の仕事は、みんなが同じビジョンに向かって働いている会社で仕事したい」と考えるようになりました。

 

いろいろリサーチする中でUZUZのことも知ったんですが、X(旧Twitter)で岡本や川原が投稿している内容を見ながら「求職者のことを本気で考えている会社だな!」と感銘を受けたことを覚えています。

 

すぐにエントリーしたのですが、なんせ職歴が多いので書類選考で見事にお見送りに(笑)。でも、こんなことでは挫けません。X(旧Twitter)のメッセージから再アプローチして当時大阪支社長だった川原に会ってもらい、内定をいただけたんです。

 

実は、さらにそこからもう一波乱ありまして……。

 

なんと当時妊娠中だった妻から猛反対を受けてしまい、その内定を一度辞退することに……。子どもが生まれる直前の転職に不安を感じたようで、そんな彼女の意見を無視するわけにはいかなかった。でもそれなのに、なぜ今私がUZUZにいるのかって話ですよね(笑)。

 

実は、内定辞退したにもかかわらず、川原が「一緒にご飯行きましょうよ」という感じで、付き合いを続けてくれたんです。「人を大事にする方たちが働いている会社だな」と心が動かされて、あらためて入社を決めたという流れです。

UZUZでの役割

不安にしっかり寄り添って、求職者の方の人生に伴走

大阪支社の支社長になったばかりなので、これから大阪を大きくしていきたい気持ちでいっぱいです。地域に合わせて独自性を磨いて、東京の本社から独立した“しっかり任せてもらえる組織”に育てたいなと思っています。

 

キャリアアドバイザーとしても、めちゃくちゃやりがいを感じています。以前働いていた介護系人材紹介会社では「給料」「自宅から勤務先までの距離」「夜勤の有無」など、条件だけでマッチングを進めていました。

 

でも、UZUZはまったく違います。

 

とことん求職者の方に向き合って「その人らしさ」や「その人にとっての適職」を探るところから入ります。その方の人生に踏み込み、がっつり伴走できるところが、とても面白いです。

 

私の場合、過去に経験した介護系人材紹介会社での経験も活かせていると思います。UZUZに相談にこられる求職者の方と介護系の求職者の方には、実は共通する部分もあるんです。

 

それは、「モヤモヤした感情や自信のなさを抱えている方が多い」ということ。

 

「自分は社会人経験ないし……」「自分は介護職だし……」という感じで、どちらも希望が見えず悩んでいるんですね。

 

だから、まずはしっかり寄り添います。

 

私自身が4度も転職を経験していますし、人生いろいろあった立場なので、求職者の方の気持ちが心底分かるんです。

 

「全然大丈夫!一緒にやっていきましょう」と心から言えますね。

 

「獣医」と「独立起業」という2つの夢で挫折した経験もあるので、「思い通りにいかなくても、目の前のことを一生懸命にやれば必ず乗り越えていける」ということも必ずお伝えしています。

 

これからも、みなさんの可能性を結果につなげられるよう、しっかり伴走していきます。

仕事を通じて記憶に残っている印象的なこと

就職後に連絡をくれた求職者の方の楽しそうな声に感激

UZUZで働き始めて1年半(2023年7月時点)ですが、キャリアアドバイザーとして関わった求職者の方が突然電話をくれたことがあったんです。

 

電話の内容は、「今めちゃくちゃ楽しく働いています!」という近況報告。これは嬉しかったですね。

 

その方は新卒の就職活動で内定を取れず、心が折れてしまい「自分は社会人になれるのか?」という部分ですごく悩まれていました。

 

でも私自身の紆余曲折の経験を伝えながら一緒に気持ちを前に向けていき、面接練習もたくさんして、最終的には、当初の想定以上の就職ができたんです。

 

そんなみなさんの成長に、いつも私が励まされています。

キャリアサポートにかける想い

転職続きだった自分の経験を活かし、皆さんを勇気づけたい

キャリアアドバイザーとして大事にしていること

覚悟、ですね。

 

キャリアアドバイザーは、求職者の方に2週間から数か月程度伴走します。その方の人生に関わることなので、一人ひとりに本気で向き合ってます。

 

やってみて分かったんですけど、UZUZのキャリアアドバイザーは求職者の方に感謝される機会がすごく多い。それが、今の私の大きなやりがいにもなっています。

 

転職続きだった私の“今の姿”が、求職者の方の勇気や希望につながるといいなと思いながら、日々のサポートに取り組んでいます。

私の強み

「聴く力」でしょうか。“相手に安心して話してもらう関係性づくり”は、結構得意だと思います。

 

これは生まれもった能力などではなく、今までの経験から培ったものです。

今まで住宅メーカーに始まりいろいろな仕事を経験してきた中で、「どうやったら心の距離感を縮められるか」「スムーズに信頼してもらえるか」などを常に考え続けてきました。

 

そんな「聴く力」が今このキャリアアドバイザーの仕事に活きているので、「どんな経験も捨てたものじゃないな」と思いますね。

面談に来てくださる方へのメッセージ

ぜひ、何でも気軽に相談してください!

 

UZUZには「内定が取れなかった」「社会人として何ができるか分からない」「すぐに仕事を辞めてしまった」など、心が折れてネガティブになっている方も多く相談に来られます。

 

私は、そんな皆さんに心から伝えたい。「道はあるよ!」って。

 

ネガティブになっている時は、なかなか自分の中から希望は出てこないかもしれません。でも、私自身がほぼ2年ごとに転職してきて、今はやりがいある仕事に就けています。

 

だからこそ言えるんですが、ちゃんとしたサポートさえあれば必ず道は拓けます。一緒に頑張りましょう!

この記事を書いた人
UZUZホールディングス編集部

UZUZグループにまつわる「ヒト・モノ・コト」について、分かりやすく丁寧に発信します。2013年から公開している株式会社UZUZのオウンドメディア「第二の就活」では「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。