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M.TSUGANESAWA

文化

2024.9.05

UZUZ社員インタビュー

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UZUZ入社までの経歴

とある出来事がきっかけで気付いた、自分の“市場価値”のなさ

大学時代を一言で表すなら、「やりたいことはとにかく何でもやりまくった」に尽きるなと思います。

 

歌好きが高じてアカペラサークルに入ったり、もつ鍋が好きでもつ鍋屋でアルバイトしたり、芸能人に会いたくてテレビ局でアルバイトしたり……。ひとりでサンフランシスコへホームステイに行ったこともあります。

 

その中でもひときわ熱量高くやっていたのが、小さい頃から大好きだった「ディズニーランドでのアルバイト」です。楽しすぎて、朝4時に起き始発で舞浜に行くことも全く苦にならないほどでした。正直な話、ディズニーで働きたくて上京したところもあるので、就職するまでの3年弱は「アルバイト漬け」の毎日でしたね(笑)。

 

そんな「行動はできるタイプ」の私が新卒で入社したのは、地元・北海道に本店を構える銀行。

 

父親が自営業をしていたこともあり、昔から収支やビジネスの話を聞くのが好きだったんです。銀行に入れば経営者の考えに触れられるし、融資を通じて企業の成長も支えられる。そう思って就職先を選んだところまでは良かったんですが……。

 

入社後言い渡された配属先は、家族も友人も誰もいない、まさかの地方店。てっきり地元である札幌に配属されるものとばかり思っていたので、地方への勤務が決まった時の私の落胆たるや、凄まじかったです(笑)。

 

結局、仕事が始まっても依然として自分の配属先に納得できず、モチベーションは下がったまま。

 

ついには入行半年後、現状に耐えかねて転職活動を始めたんですが、そこで気付いてしまったんです。「現職よりも良い条件の会社がないこと」と「条件を下げて企業を受けても、お見送りになること」に……。

 

この時初めて「あ、今の自分って市場価値がないんだ」と実感しました。

 

確かに地方配属に不満はありましたが、だからといって“市場価値”のない私がこのまま辞めても、どこにも雇ってもらえません。納得いかないのなら、自分自身に力をつけスキルアップするしかない。

 

そのことを痛感した私は一念発起。「実績づくり」を意識するようになり、最終的には販売実績で本部から表彰されたり、支店で初めて「女性の法人外回り営業」を任せてもらえるようになりました。

 

と、このような感じで仕事が軌道に乗り始め、周りからの評価が上がっていくこと自体は嬉しかったんですが……。自分の勢いと愛嬌勝負の営業スタイルや、長く勤めても結局は思い通りに生きられない銀行という社会に、不安を感じていたのは事実で。

 

そんなある時たまたま、専務の川畑が出演していた「田村淳のBUSINESS BASIC」という番組を観たんです。

 

川畑が話していた第二新卒や既卒の就活事情は、どれも知らないことばかりで、とても勉強になったことを覚えています。

 

それと同時に「このまま30歳になってしまったら、次のステップに進めない気がする。自分のような第二新卒がスキルを上げるには“今”しかない!」という気持ちがどんどん大きくなり、思い切って転職することを決意しました。

 

そして、その勢いのまま求職者としてUZUZに登録。キャリア相談に乗ってもらい、いくつか求人も紹介してもらったんですが、実はその中にUZUZの求人も混じっていました。

 

元々番組を観て登録したくらいですし、ホームページからもUZUZには良い印象を持っていたので、UZUZ一本で選考を受け、内定もいただいたんですが……。

 

実は両親に反対され、一度内定を辞退してるんです。

 

「このまま働いていれば札幌に転勤できたかもしれないのに、なんで?」「辞めるのはいいけど、もうちょっと自己分析した方がいい」と言われてしまい、私も揺らいでしまって。

 

でも、改めてちゃんと考えた時「自分の人生なんだから、自分で決めないと絶対後悔する」と思ったんです。両親が“寂しさ”や“心配”からこういった発言をしたことはわかっていましたが、やっぱり「自分が納得できる道を選ぼう」と思い直し、UZUZへの入社を決めました。

UZUZでの役割

会社の看板に頼らず、“自分自身”に力をつけたい

現在は、求職者の方の就活をサポートする「キャリアアドバイザー」と、企業の採用をサポートする「リクルーティングアドバイザー」を兼任しています。

 

元々「営業力をつけたい!」「スキルを磨きたい!」と思って転職したんですが、やっぱりそう簡単にはいかないですね……。

 

例えば法人へのテレアポひとつ取っても、銀行と人材ベンチャーの営業って全然違うんです。

 

銀行は「とりあえず会ってみる」と言ってくれるお客様が多くて、電話をかけたうちの半分くらいはアポイントが取れます。でも今は断られるのが当たり前で、商談に繋がる確率は1%前後。全く違いますよね。

 

前職でそれなりに数字を出していたこともあり、正直「自分は仕事ができる!」と思っていた部分もあったんです。でもそれは、単に“銀行”という看板を背負っていたからに過ぎず、恥ずかしながら私自身には、全く実力が足りていませんでした。

 

その現実を目の当たりにした時は正直「うっ!」と思ったものの、自分の「本当の実力」を知ることができたのはよかったです! 銀行勤めのままでは、きっと井の中の蛙で終わってましたから。

 

だから今は、できることを増やそうと絶賛奮闘中です!

 

うまくいかず「キツいな」「大変だな」と感じる時もありますが、“愛嬌”や“勢い”だけで乗り切っていた昔と比べたら、意識も考え方もだいぶ変わったなと思います。

 

これからも一歩一歩確実に進めるよう、修行あるのみです!

仕事を通じて記憶に残っている印象的なこと

やればやるほど感じる、“キャリアアドバイザー”という仕事の奥深さ

当初は、どちらかというと「リクルーティングアドバイザー」への興味が強かったんですが、入社して「キャリアアドバイザー」も任されるようになり、その面白さにびっくりしました。

 

ただ形式ばった質問をしても、相談に来てくださる方の“本当の想い”は引き出せないんです。でも相手に寄り添い少し聞き方を変えるだけで、その方の“考え”に触れられる時があります。「難しいけど、奥が深い仕事だな」と思いました。

 

今は先輩たちとのロープレを通して、質問力を磨く毎日です。

 

求職者の方の中は、自分が何を望んでいるのか、どんな働き方がしたいのか気づいていない方もいます。そして、その“本音”を少しでも多く引き出せるようにするのは、私の仕事です。丁寧にヒアリングした上で、一緒に“想い”を整理していけたら嬉しいですね。

キャリアサポートにかける想い

“納得感”を持ってもらうためにも、求職者の方にはとことん寄り添いたい

キャリアアドバイザーとして大事にしていること

求職者の方に「納得感を持って働いてもらうこと」を大事にしています。

 

私自身、UZUZに入ることを親に止められましたが、最終的には自分の意志で入社を決めました。だからこそわかるんですが、やっぱり意思決定に“納得感”があると、その後の仕事への向き合い方が違うんですよね。

 

自然と「自分で決めたことだからやるしかない」と思えますし、変に言い訳することもなくなります。

 

ただこの“納得感”は、誰かに言われたからといって持てるものではないんです。自分で気づき、自分で決めなければ意味がありません。

 

なので求職者の方には、その方が納得して働ける情報を提供したり、面接対策を通して自ら気づいてもらえるような声かけをしたり、キャリアアドバイザーとしてできる最大限を行っています。

私の強み

「求職者の方に寄り添えること」は、私の強みかもしれません。

 

UZUZに登録してくださる方の多くは「何をやったらいいんだろう」「今後どういうキャリアを歩めばいいんだろう」と、不安を感じている方が大半だと思うんです。

 

私自身「とにかくやってみよう精神」は強かったものの、これまでの人生で明確な目標を持ったことはなくて。進路を決める時も大きな不安を感じていました。

 

でもだからこそ、自分のキャリアや方向性に悩む方の気持ちはよくわかりますし、頼ってくださったからには少しでも価値提供したいと思っています。

 

面談の際、私の実体験をお伝えしたり、話すトーンやスピードを意識するのもそうです。一つひとつは小さなことなんですが、皆さんが話しやすい空気を作れるよう、できることはなんでもやりたいですね。

面談に来てくださる方へのメッセージ

皆さんには、気軽に登録・相談してもらいたいです。

 

私自身UZUZに登録したのは、なんとなく観ていたテレビ番組がきっかけでした。

 

理由はなんだっていいんです。もし今キャリアや仕事でモヤモヤしていることがあるなら、その勢いのまま「えいやっ!」と登録してみてほしい。それが人生を変えるきっかけになるかもしれないから。

 

ちょっとした愚痴、悩み相談、どんなことでも大丈夫です。気負うことなく気軽に話してもらえると、とても嬉しいです。あなたにお会いできるのを、楽しみにしています!

この記事を書いた人
UZUZホールディングス編集部

UZUZグループにまつわる「ヒト・モノ・コト」について、分かりやすく丁寧に発信します。2013年から公開している株式会社UZUZのオウンドメディア「第二の就活」では「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。