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弊社は、ウズウズ働ける若者を世に増やしていくためのエコシステムとして「ウズウズモデル」を掲げています。
現在は上記の循環図になっていますが、実は以前までは右下が「UZUZ奨学金制度」ではなく「公益財団法人UZUZ」となっていました。
公益財団法人は、当初「お金がないことで学びたくても学べない若者に学べる機会を」という目的で設立予定でした。もちろんその思いは現在も変わっていません。
ですが目的の達成を目指すなら「公益財団法人」という形を取らない方が良いかもしれないと考え、バージョンアップを行いました。
今回の記事では、そのバージョンアップの詳細について話していきたいと思います。
まず結論からお伝えすると、公益財団法人にすると、多くの「学生」に対して奨学金を支給するのが前提となり、「自分たちで作る学校法人の生徒」に手厚く奨学金を配るのが難しそうだというのが分かったためです。
最終的には奨学金として、日本中・世界中の学生に配っていきたいのはもちろんです。
とはいえ、最初の学校法人・奨学金をスタートする原資があまり多くない時期は、自分たちの学校の生徒に手厚く奨学金を渡すことによって、学生集客により多くのプラスの効果を産んでいきたいと考えています。
そのため、現時点では以下のステップを実現させるつもりで動いていきます!
①学校法人を作る
②その学校法人の中に「自分たちの学校向けの奨学金制度」を作る
③将来的に財団法人を立ち上げて、より広範囲に対して支給する奨学金を作っていく
学校法人UZUZで運営する学校についても、検討を重ねつつアップデートを行いました。
以前は以下の図のように「専門職大学」も開校予定でしたが、まずは「専門学校」に絞って運営していこうと思います。
開校するのは「就職に圧倒的に強いIT専門の専門学校」です。これを地方に展開していきます。
・現状
⇒若者は都会に出なければ「年収の高い仕事に就くために必要な学び」を得られない
・今後(地方都市にIT専門学校を設立)
⇒地方にいながら十分な教育を受けられるので、都会に出ずともITの仕事が得られる
専門学校運営に注力することにした理由は、主に以下の通りです。
大学は卒業に4年かかりますが、専門学校は2年です。
より本質的な学びを2年間に凝縮し、大卒と変わらない給料や仕事に就けるのであれば、そもそも2年間で社会に出られる専門学校のほうが生涯年収が高まり、労働力の総量が増えるのではと考えました。
大学の場合、一度スタートすると少なくとも4年はカリキュラムを変更できないルールがあります。
しかし就職後の活躍に繋がる「学習」を提供するには、テストを重ねてより良い授業スタイルを模索し、変化し続けることが必要不可欠です。
そう考えると、よりスピード感を持ってPDCAを回していける専門学校のほうがUZUZの運営スタイルにも適していると感じました。
専門職大学最大のメリットは、企業でのインターンを単位に変えられるという点でした。
就職前に会社で働く経験を積み、その上で社会に出るからこそミスマッチを防げる。だからこそ専門職大学を作りたかったのですが、現状の動きを見ていると、おそらく専門学校でもIT関連のインターン業務を単位に置き換えることができそうです!
※学校法人立ち上げにあたり、現在提携している佐々木学園のカリキュラムには、上記の方向性が盛り込まれています
専門職大学は専門学校以上の規模になるため、より大都市圏に設立する必要があります。そして、その大学への集客元になるのは、地方都市の専門学校で学んだ学生たちです。
「若者が地方に残ったとしても最高の教育が受けられるような学校を提供する!」と言いながら、最終的に大都市の学校に若者を吸い上げていたら、言っていることとやっていることが矛盾してしまいます。
であれば専門職大学の設立に何十億も使うよりも、UZUZ流の学びが得られるIT専門学校をより多くの地方都市に増やしていくことのほうが、ミッション達成に近づくのではないかと考えました。
とはいえまだ「大学を作らない」と確定したわけではありません。これからも学校設立に向けて調査や行動を重ね、最終的にミッション達成に近づく決断をしていこうと思います!