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Y.MIYOSHI

人々

2024.9.06

UZUZ社員インタビュー

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UZUZ入社までの経歴

「誰かのため」になれたら。私がウェディング業界から人材業界に転職するまで

中学生の頃、24時間テレビドラマで見たカウンセラーさんに憧れて、大学では臨床心理学を専攻していました。つらい境遇や苦しんでいる人を助けられること、人の心や行動を読める面白さに惹かれて、ずっと学んでみたいなと思っていたんです。

 

ダンスサークルにも所属していたので、放課後はよく同級生や先輩、後輩と一緒に踊っていました。ダンス大会の前は、一緒に夜中から朝まで練習したりして、振り返るとまさに青春だったなと思います(笑)。

 

そんな風にダンスと心理学漬けの毎日だったのですが、大学3年生の時にちょっとした気持ちの変化がありまして。

 

「カウンセラーの仕事は私には難しいかもしれない」と思い始めたんです。

 

最初から分かっていたことではあるのですが、精神的に落ち込んでいる方たちの話を聞くには想像以上に気力と体力が必要で。人の苦しみやつらさなどマイナスな気持ちを受け止め続けるのは、私には荷が重すぎるかもしれないと感じるようになったんです。

 

カウンセラーへの思いがなくなったわけではなかったのですが、仕事として長くは続けられなさそうだなと不安を感じ、大学卒業後は一般企業に就職しようと決めました。

 

就活でまず私が目指した職種は「営業」です。目立つことが好きだったので、王道の営業に進んで、良い成績を収めて、キラキラしたOLライフを送りたいなと思っていたんです。今思い返すと恥ずかしいですが……(笑)。

 

合同説明会でも不動産など営業が活躍出来る業界を中心に見ていました。しかし、ある合同説明会を通して、私の仕事への思いは大きく変わることになります。

 

きっかけは、時間があるからと何気ない気持ちで参加したウェディング企業のブースでした。説明時に流れていた結婚式の映像に目が釘付けになってしまって……。

 

結婚式を挙げている新郎新婦さんも、参加している方も、従業員も皆が笑顔でいられる空間は、他にはないなと。「なんて素敵な職業・業界なんだ!」と感動してしまったんです(笑)。

 

そこからは、ウェディング業界1本に絞って就職活動を行いました。子どもの頃から「人のために何かをしたい」という意識が強かったので、自分との価値観とマッチしたことも後押しになりました。

 

その後は、気になるブライダル企業に片っ端から応募して、約半年後には1社から内定を獲得。「サークル内で一番に就活を終わらせる」と密かに目標も抱えていたので、そのまま入社を決め、私の就活は終わりました。

 

会社入社後は、ちょうどコロナ禍のタイミングだったこともあり、すぐにはウェディング業務に携わることが出来ず……。最初の約3ヶ月は、施設内にあるカフェのテイクアウト業務を担当していました。

 

「せっかく入社したのに」という思いはありつつも、情勢的にすぐ退職・転職をするわけにもいかず、ぐっと堪えて働いていましたね。

 

その後やっとウェディング業務に携われるようになってからは、新郎新婦のスケジュール管理やゲストの移動案内など、式を円滑に回すためのサポート役として走り回るようになりました。

 

式の運営や片付け、次の式の準備はもちろん、貸切も出来る結婚式場だったので、他の新郎新婦やゲスト同士が鉢合わせしないよう、必死に誘導業務もしていました(笑)。

 

1日3~4組の結婚式を担当していたので忙しく、朝の7時から夜の23時まで働くことも日常茶飯事。大変ではありましたが、新郎新婦さんの思いを叶えるためのアイディアを考えたり、お2人のこれまでの生い立ちに触れたり、やりがいはとても大きかったです。

 

そんな私が転職を考え始めたきっかけは、2つ。

 

1つ目は「ウェディングプランナー」の社内枠がいっぱいだったことでした。実は、私はずっと新郎新婦の思いに直接触れて、その願いを叶えることが出来るウェディングプランナーになりたかったんです。

 

しかし私と同じように、式の現場担当からウェディングプランナーになりたい社員はたくさんいて。すでに、私より前に入った3人の先輩が志望している上に、1年に1人、ウェディングプランナーとして異動出来るかどうかという環境でした。

 

その現実を目の当たりにした時に「異動まで何年かかるんだろう。自分のやりたいことが出来ないな」と思うようになりました。

 

もう1つは「人間関係」です。女性職員が多かったこともあり、社内のヒエラルキーや人員配置、日常的なコミュニケーションに悩まされてしまって。

 

殺伐とした職場環境に疲れ、1年ちょっとで転職をすることにしました。

 

そうしてエージェント経由で辿り着いたのが「UZUZ」です。営業への思いが捨てきれなかったこと、友人から「人材業界合いそうだよね」と言われたことをきっかけに、誰かの「人生の転機」を支えられるキャリアアドバイザーに興味を持ち転職活動を進めていました。

 

数ある人材会社の中からUZUZに決めたのは、自分の「第二新卒経験が活かせる」と思ったから。第二新卒・既卒の方を中心にサポートするUZUZで「私と同じような失敗をする人を少しでも減らし、支えたい」と強く感じました。

 

こうして、無事に内定を獲得。私のUZUZで働く日々が始まりました!

UZUZでの役割

“効率的で質が良い仕事”を行うための挑戦

UZUZに入社後は、実際に求職者の方と面談をするキャリアアドバイザーを1年半担当した後、求職者の方の面談アポイントを担うカスタマーサポートへ異動。

 

その後再び社内異動し、現在は「サポートチーム」に所属しながら、キャリアアドバイザー(CA)・リクルーティングアドバイザー(RA)の業務サポートを行っています。

 

主な仕事は、求職者の方の関連書類や企業さんに提出する推薦書類の用意、RAが行った商談の社内展開から求人票準備など、採用に必要な書類を社外や社内に向けて作成することです。

 

学校名や入社年月は間違っていないか、求人情報に抜け漏れはないかなど丁寧にファクトチェックを行い、日々作成書類の完成度を高めています。

 

また、書類作成以外にも企業への応募や面接の日程調整など、採用における大事な連携サポートも担当しています。

 

実は、サポートチームは元々弊社の旭川オフィスで運営していた部署だったんです。

 

“RA・CAとより近くで連携を取れるように”とその機能を本社(東京オフィス)に移管し、今は部署を安定させるために試行錯誤をしている真っ最中です。なので「部署を安定稼働させること」は、とても重要な業務だと感じています。

 

旭川オフィスの方が繋いでくれたノウハウはあるものの、本社のCAの数と求職者の方の数が増えている現状もあるので、ここからどのようにして業務を効率化し、短い時間で質を上げていくのかは重要なところです。

 

採用活動を成功させるためには、“スピード感”は欠かせない要素です。ですが当然ながら、一つひとつの“業務の質”も担保しなければいけません。

 

効率的で質が良い仕事に向けてのアップデートと工夫は、サポートチームのやりがいであり、これから伸ばしていける点ですね。ここを突き詰めていくことによって、社内のCA・RAに加え、求職者の方にもより良いサポートが提供出来ると感じています。

仕事を通じて記憶に残っている印象的なこと

求職者の方の「内定」が心から嬉しくて

サポートチームに異動して「初めて企業さんから内定メールをもらった瞬間」は、すごく嬉しかったです。

 

CAが真摯にサポートしたこと、RAが企業に繋いだこと、そして求職者の方の頑張りが「内定」という結果に繋がったことが本当に嬉しくて、第三者であるにも関わらず、毎回心から「良かったな」と思うんです(笑)。

 

私自身も約1年半CAを経験して、求職者の方の切実な思いやアドバイザー業務の難しさを肌で感じてきました。だからこそ、その全てが内定という結果に結びついた時は喜びもひとしおで。

 

求職者の方に対しても書類作成を通して何度もお名前を見る度に、陰ながらどんどん勝手に応援してしまって……(笑)。努力や苦労の跡が書類を通して見えるからこそ、やっぱり内定はとても嬉しいです。

 

書類作成などの実務を通じてCAと一緒に伴走出来ること、求職者の方の就職・転職サポートを支えられることは、私の大きなやりがいになっています。

UZUZのサポーターとして大事にしていること

周囲の人が「楽に仕事が出来る」サポートを

社内のCA・RAが「楽に仕事出来る環境作り」を意識しています。

 

例えば、社内連絡1つにしても「一目で依頼内容とやるべきことが分かるような文面作り」を心がけているんです。

 

常に複数の求職者の方やクライアントさんを抱えているCA・RAには、1日の間に多数の社内タスクや連絡が来ます。だからこそ、分かりにくい文面で連絡をしてしまうと、確認する手間が増えて、業務に支障が出てしまうんです。

 

CA・RAの業務に支障が出ることは、求職者の方のサポートにも悪影響を与えてしまいます。

 

なので、依頼内容を①②で分かりやすく区切ったり、伝える内容の取捨選択したり、色んな工夫を通して“負担なく伝わる文章”の作成をこれからも大切にしていきたいなと。

 

私たちサポートチームが作成した文章をそのまま求職者の方にお送りする場合もあるので、その際も簡潔で分かりやすく、きちんと伝わる文章になっているかは常に意識しています。社内・社外に関わらず、受け取る人の気持ちや視点を取り入れながら、サポート業務に向き合っていきたいです。

 

また「CA・RAとの連携や意思疎通」も大事な要素だと考えています。

 

求人や求職者の方について、分からないことがあったら、自分で直接担当者に聞きにいく。そうやって得た情報を、書類作成やサポート業務に活かしていく。

 

作成する求人も書類も、企業さんや求職者の方によって大事なポイント・押さえるべきポイントが全く違うので、都度きちんと確認をすることがとても重要なんです。

 

自分で直接情報を確認していくことで経験値も上がりますし、経験値がアップすることは業務の効率化にも繋がると思います。

 

連携を怠らず、本当に必要な情報・依頼を適切に伝えることで、CA・RAがそれぞれ自由に真摯に、求職者の方に向き合えるサポートが出来たらと思っています。

働く上での意気込み

変化を恐れず「いないと困る部署」になりたい

私は、これからサポートチームを「いないと困る部署」にしたいと思っているんです。正直、求職者の方と面談を行うCAと、企業と連携し合うRAが直接連絡を取って業務を進めていくのは不可能ではないと思うんです。

 

でもだからこそ、いざ私たちサポートチームがいなくなった時「こんな細かいことをしてくれていたんだ」と違いを感じてもらいたいな、と(笑)。「サポートチームがいるのといないのでは、仕事のやりやすさが違うな」と思ってもらえる部署に成長していきたいです。

 

サポートチームが“いないと困る部署”になるために「変化は恐れずにいたいな」とも思っています。

 

サポートチームは、まだまだこれから決めるべきこと、改善していける部分をたくさん持っている部署です。「今までこうしてきたから」「もう決まっているし」といった固定概念は捨てて、新しいことも怖がらずにどんどん改善に取り組んでいきたいなと。

 

トライ&エラーとアップデートを繰り返して、周りの社員が少しでも楽に働ける環境を作る。それが、私の働く上でのモチベーションです。

この記事を書いた人
UZUZホールディングス編集部

UZUZグループにまつわる「ヒト・モノ・コト」について、分かりやすく丁寧に発信します。2013年から公開している株式会社UZUZのオウンドメディア「第二の就活」では「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。