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Y.KOBATAKE

人々

2025.3.24

社員インタビュー

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UZUZ入社までの経歴

弁護士の道から逸れて、キャリアアドバイザーに。僕が“働くこと”に悩んだ日々

※キャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、リクルーティングアドバイザーとして勤務しています※

 

学生時代は弁護士を志し、法科大学院に進学。1日約10時間ほど勉強に励んでいました。

 

僕が本格的に弁護士を目指したのは、大学2~3年生の頃です。実は、父が弁護士でして。小さい頃から周りの人を助ける父の姿を見て「人の悩みを解決する仕事っていいな」と感じていたんです。

 

大学院在学中には、弁護士事務所でアシスタントとしてインターンも経験もしました。

 

ただ、そのインターン中に「弁護士になるのが嫌だな」と感じる出来事がありまして。個人情報にも関わるので、具体的な事は話せないのですが、“僕自身の理想像”と“弁護士の現実”にギャップを感じてしまったんです。

 

そこから弁護士になる夢が揺らぎ始めました。でも、簡単には弁護士の道を捨てられなくて。「約5年もずっと勉強を続けてきたのに本当に良いのかな」と、今までの自分の努力と時間がもったいなく感じてしまったんです。

 

その後は中退の2文字がよぎりつつも、1度大学院を休学。復学しても進路の答えが出ないまま卒業を迎え、結局その後9ヶ月ほどフラフラしました。

 

今ふり返ると、正直、当時は逃げていたなと思います。就活をするならするで求人票を見るとか、弁護士を目指すなら目指すで勉強をするとか、やらなければいけないことはたくさんあったと思うんです。なのに、そのやるべきことから全て逃げて、とにかく将来を考えないようにしていました。

 

ずっと弁護士を目指して歩んできたので、いざその道がなくなった時にどうしたら良いのか、自分がどうしたいのかすっかり見失ってしまったんです。

 

でも、いつまでもそのままでいるわけにはいきません。「さすがに働かなければ」と一念発起し、就職活動を開始。

 

僕は真っ先にエージェントに登録をしました。そうしたら、思いがけずそのエージェントから「うちでリクルーティングアドバイザーとして働かないか?」と打診を受けたんです。期限付きの契約社員オファーだったのですが「したいこともないし、ひとまずやってみようかな」と思い、入社することにしました。

 

社内では企業と携わるリクルーティングアドバイザーとして、主に企業開拓に従事。1日50件以上企業にテレアポをしたり、商談をしたり、求人票の修正をしたり。意外と求職者の方と関わる機会も多くて、面接対策などにも携わりました。

 

会社に入社した当初は「法人営業の経験も積めるし、色んな業種を知るうちに自分のやりたいことが見つかるかもしれない」とぼんやり思っていた程度でした。でも実際に働いてみると、人手不足の深刻さや「この先どうしたらいいか分からない」と、かつての僕と同じように悩む方がたくさんいることに気がついたんです。

 

その事実に気づいてからは「もっと個人、1人ひとりに寄り添える仕事がしたい」と転職を意識し始めました。「同じ職種であれば、リクルーティングアドバイザーとして培ってきた経験も活かせるだろう」と思い、人材業界を中心に転職活動をスタート。

 

そうして巡り合ったのが“UZUZ”なんです!他の人材会社も何社か受けていたのですが、面接を進めるうちにUZUZ独自の理念や既卒・第二新卒の方に注力している点などに魅力を感じて。

 

前職の会社では、全く違う軸で就職・転職サポートをしていたので、求職者の方の適性や希望を重視しながらも、定着率に重きを置くUZUZの姿勢が新鮮だったんです。

 

その後、めでたく内定をいただきまして、キャリアアドバイザーとしてUZUZで新たな一歩を踏み出すことになりました!

UZUZでの役割

「一緒に職種を学ぶ事から」持っている情報は余すことなく伝えたい

※キャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、リクルーティングアドバイザーとして勤務しています※

 

「“一緒に考えましょう”というスタンス」を日々意識しています。ふり返ってみると、僕自身が将来に悩んだ時、そもそも“キャリアについて知らないこと”が多かったなと思うんです。

 

どうやって仕事を探せば良いのかもわからず、職種の知識もありませんでした。なので、僕が面談をする時は「こんな職種があります」と、職種紹介・知識の提供から始めています。

 

求職者の方には色んな業種の情報をきちんと知っていただいた上で、就職・転職のプロとしてのアドバイスをしたり、将来を一緒に考えたりしていきたいんです。

 

いくら自分に適性があったとしても、その業種の存在を知らなければ選ぶことすら出来ません。例え自分には縁のない職種だとしても「世の中にはこんな職種があるんだ」と選択肢を知っておくことは、求職者の方にとってプラスになるはずです。

 

また、単純な職種・業種の説明だけでなく、それぞれのメリットやデメリットもお伝えするようにしています。自分が就くかもしれない職種のメリット・デメリットを事前に把握できていれば、入社後のギャップも小さくできますよね。

 

全て条件の良い職種なんてないからこそ、僕が持つ情報を余さず伝えることで、求職者の方が納得できる就職・転職をサポートしていきたいです。

 

加えて、それぞれの職種のリアルをお伝え出来るよう、色んな職種で働いている方や友人の話を聞くことも意識しています。

 

それぞれの職種でどんな働き方をしているのか、残業やお給料等のリアルな状況はどうなっているのか、どんなスキルを伸ばせるか。不確かなネットの情報だけでなく、日々の会話から生の情報を取り入れて、皆さんに還元していきたいと思っています!

仕事を通じて記憶に残っている印象的なこと

未経験からの転職サポート。キャリアアドバイザーとしての僕の“迷い”と“覚悟”

※キャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、リクルーティングアドバイザーとして勤務しています※

 

求職者の方と「一緒に困難を乗り越えて内定を掴み取った」経験は、入社してからの印象的な出来事の1つです。

 

僕がUZUZに入社して3ヶ月程が経った頃、短期離職経験を持つAさんのサポートをしたことがありました。Aさんは未経験の職種への転職を希望されていて。でも、経歴・実績・知識の面から見ると、内定を貰えるかどうか、なんとも言えない状況でした。

 

他の社員からも「現実的に考えて、内定はちょっと難しいんじゃないか」とアドバイスを貰うほどでして……。茨の道だと分かっている以上、キャリアアドバイザーとして、Aさんの希望通りに転職サポート進めるべきかどうか正直僕は迷いました。

 

きっと内定まで時間がかかりますし、未経験からの転職を目指す以上、Aさんの覚悟と猛勉強も絶対に欠かせません。でも、Aさんに全てを率直にお伝えしたら「頑張りたいです」とお答えが返ってきて。

 

ご本人が頑張りたいのであれば、僕は全力でサポートをするだけです。社内の有識者にAさんの勉強サポートをお願いするなど、少しでも内定に近づけるよう思いつくことは全て取り組みました。

 

そうしたら、なんと無事に希望の職種で内定をいただくことが出来たんです!内定をいただけた時は僕も自分のことのように嬉しかったですね。

 

未経験にも関わらず内定を獲得できたのは、Aさんがご自身の経歴と向き合って、1日に3時間以上本気で勉強に取り組んだからだと思います。僕自身も、本当に希望の職種を紹介して良いのか迷った時期もありましたが、Aさんの可能性を信じて一緒に頑張ってきて良かったと思えました。

 

Aさんのたゆまぬ努力と、キャリアアドバイザーとして僕もAさんの将来を諦めずに動き続けたこと。その2つが重なった印象的な出来事でした。

キャリアサポートにかける想い

「将来に悩んだ経験」が僕だからこそ、出来るサポートがある

※キャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、リクルーティングアドバイザーとして勤務しています※

キャリアアドバイザーとして大事にしていること

「求職者の方の可能性を信じること」は、キャリアアドバイザーとして大事にしています。いきなりの起業などサポートが難しい場合を除いて、少しでも可能性があるのなら、僕は求職者の方を信じてサポートしたいと思っています。

 

それは、僕自身が“既卒を経験したから”です。僕自身が将来に迷って、キャリアに悩んできたからこそ、同じように既卒の方や短期離職の方、これからの自分に悩んでいる方を支えたいんです。

 

知識がなかったり未経験だったりすると“希望の道”へ進むことを諦めてしまいそうになる瞬間もあると思います。

 

しかし、今すぐには無理でも、1社2社とステップを踏むことで希望の職種にたどり着ける道もあります。なので、就職・転職サポートの“プロ”として少しでも多くの道をご提案して「求職者の方の可能性を信じ続ける存在」でいたいなと思っています。

私の強み

「将来について悩んだ経験があること」は僕の強みだと思います。前職がそうだったのですが、エージェントの方って皆さん就職活動に成功してきた方が多いと思うんです。

 

成功経験も貴重な経験の1つです。でも「共感できる・求職者の方の気持ちがわかる」という点で言うと、“実際に挫折した経験”があるのとないのでは大きな差が出てくると思います。

 

僕は人と比べたら社会人デビューも遅いですし、社会人生活は契約社員からのスタートでしたし、職種も業種もなんの知識もありませんでした。

 

自分自身が就職・転職に対して「どうしたら良いのかわからない経験」「悩む経験」をしてきたからこそ、職種知識の提供や“一緒に考えていく姿勢”でのサポートができると思っています。

面談に来てくださる方へのメッセージ

大学院在学中から卒業後まで、僕はずっと働くことや自分の方向性に悩んできました。だからこそ「ひとまず相談だけ」の形でも構いません!

 

面談では、楽しく一緒に将来の方向性についてお話しさせていただけたらと思っています。

 

ぜひ、お気軽にご相談ください!

この記事を書いた人
UZUZホールディングス編集部

UZUZグループにまつわる「ヒト・モノ・コト」について、分かりやすく丁寧に発信します。2013年から公開している株式会社UZUZのオウンドメディア「第二の就活」では「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。