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S.ITO

人々

2025.3.31

社員インタビュー

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UZUZ入社までの経歴

「飾らない自分」で働きたい。私が大手消費財メーカーから転職した理由

大学生の頃から私はずっと「海外に住むこと」を目指していました。母がインドネシア出身なこと、両親ともに留学経験者だったことがあり、小さい頃からなんとなく「私もいつか海外に行くんだろうな」と漠然と思っていたんです。

 

なので、学生時代は海外につながる活動。例えば、海外インターンシップや留学、アメリカの公認会計士の勉強などに全力で取り組みました。

 

いわゆる意識高い系の学生だったので、周りからすると近づきにくいタイプだったのではないかと思います(笑)。

 

大学卒業を控え、初めは海外の大学院進学を検討していました。でも、留学をした際に周りの留学生との差を感じてしまって。豊富なプログラミング知識を持っていたり、5か国語をマスターしている同学年にたくさん会って「これは私は勝てないな……」と思ってしまったんです。

 

加えて、コロナ禍になってしまったことも大きかったですね。

 

留学をしたところで思うように活動は出来ないだろうと感じ、日本での就職活動に切り替えることにしました。

 

とはいえ、当時はものすごく葛藤がありました。「高校生の頃からずっと海外に住むことを目指してきたのに、ここで諦めて良いのかな」と。しょうがないことだと分かっていても感情の行き場がなく、行きたい気持ちはあるのに行けない状況に苦しさを感じました。

 

鬱憤が溜まりすぎて、両親に「私今からチケット取って、明日カナダ行くから!」と言ってしまったこともあります。行けるはずがないのに、完全な八つ当たりですよね……(笑)。

 

日本での就活に切り替えたあとも「こんな私を採用してくれるところなんかある?」と、不安を感じていました。

 

今振り返ると海外インターンや留学など、自分の強みとしてアピールできる経験はあったと思います。でも、同じ経験を積んでいる子が周りに多かった手前「私に強みなんてない」「インターンシップのことを話してもしょうがない」と、私自身の視野が狭くなってしまっていて。

 

自分より早く外資系企業などに内定をもらった子を見ると「私だけ何も持っていない」「私だけ決まらなかったらどうしよう」と劣等感を覚えていました。

 

コロナ禍で本当に仲の良い人としか情報交換をしていなかったので、交流の輪が狭まったことも不安が増す要因だったかもしれません。

 

でも、立ち止まっているわけにはいきません。

 

不安を感じながらも、なんとか就活を続け、最終的には日本とインドネシアの両方で事業を展開する大手消費財メーカーに内定。「日本と母の故郷であるインドネシアの懸け橋」になることを目標に、私の新社会人生活が始まりました。

 

入社してからは、営業としていくつかのドラックストア店舗を担当。市場データを提供したり、売り上げを計算したり、施策を提案したり、店舗の売上を上げるために奔走しました。

 

データ分析がすごく苦手だったので、内心「なぜ私はこんなに仕事が出来ないんだ!」と思いながら、毎日仕事に取り組んでいました(笑)。

 

それでも、一緒に働く方たちに褒めてもらえた時は嬉しかったですね。何度もアドバイスを貰いながらがむしゃらに頑張るうちに「すごい頑張ってるよね」と言って貰えて。不器用なりに頑張ってきて良かったと思えた瞬間でした。

 

そんな私が転職を考え始めたのは、入社してから1年半ほど経ったころ。

 

実は、私は入社1年目から社内の組織風土改革を行う有志団体に入っていたんです。

 

「どうしたら社員が活き活き働けるのか」というテーマに向かって、社員が自分のキャリアの軸を考えられるワークを開催したり、外部から講師の方を招いて“世の中にある課題”を学べる機会を企画したりしていました。

 

そうして、団体で自分自身を見つめ直すワークを企画・運営するうちに「仕事の原動力」や「理想の働き方」を考えることのほうが本業よりも楽しくなってきてしまったんです。他の人の価値観や自分が持っていない感覚に触れられることが、すごく刺激的で新鮮で。

 

この気持ちの変化をきっかけに、キャリアや働き方を考えられる仕事に就けたらと“人材業界”に目を向けるようになりました。

 

転職の際はエージェントを使ったのですが、そのなかで紹介されたのが“UZUZ”でした。

 

UZUZに入社を決めたのは「1番素の自分で働けそうだな」と思ったから。

 

前職では、なかなか同じ部門の人と深い話をする機会がなくて……。また、人から求められるキャラクターでいなければいけないという意識もあったんです。

 

決して職場に馴染めなかったわけではないのですが、どこかで自分を偽っている感覚がずっとありました。

 

その状況にずっとストレスを感じていたので、転職の際は「ありのままの自分で生きられる環境」を大事な判断基準にしていたんです。

 

UZUZを受けるにあたって、コーポレートサイトや“ひろさんチャンネル”を事前に見ていたのですが、面接で代表の岡本や三宅と実際に話してみて、雰囲気や人柄の良さに「ここでなら、そのままの私で働けそうだな」と実感しました。

 

たぶん、当時の私は「自分自身がウズウズ働きたかった」んだと思います。今までの経験を活かせる人材業界で、なおかつUZUZであれば、価値提供をしながら私自身がポジティブに働けると感じました。

 

こうして、UZUZでキャリアアドバイザーとして働く私の日々が始まりました!

UZUZでの役割

“ただの求人紹介”はしない。「求職者の方の思い」に寄り添って

日々、たくさんの求職者の方と向き合うなかで、自分が提案している内容や質問が「求職者の方のためになっているのか」を考えるようにしています。

 

就職・転職は求職者の方の人生に関わることなので、キャリアアドバイザーの私が自分の意見を一方的に押し付けないのは、大前提です。

 

そのうえで、本当に求職者の方のサポートに繋がる話ができているのか、もしくは、求職者の方の本音をきちんと聞けているのか、常に自分に問いかけています。

 

それは「求職者の方の意思を1番に重視したい」からです。求職者の方の意思を尊重せず、ただ会社の利益になる求人を紹介するのであれば、正直私がサポートさせていただく意味がありません。

 

会社都合の一方的な押し売りが原因でミスマッチが起こり、求職者の方の短期離職に繋がってしまったら、キャリアアドバイザーとして私は耐えられません。「せっかく時間を使って頼ってもらったのに」と、絶対に後悔すると思います。

 

就職・転職において、主人公は求職者の方です。私たちキャリアアドバイザーは、あくまで主人公である求職者の方の理想を叶えるためにいる、サブキャラでしかありません。

 

なので、就職・転職サポートでも“私がどう思うのか”ではなく「求職者の方がどうしたいのか」「どうなっていきたいのか」を軸に、未来を一緒に考えていきたいと思っています。

 

もちろん、ただ求職者の方の希望を叶えようとするのではなく、プロとして必要だと思うアドバイスはさせていただきます。

 

業種や職種の知識は提供しつつ、内定という目先の数だけを追わない。悩みを話しやすい雰囲気づくりを心がけたり、なぜそうなりたいのか求職者の方の価値観や理由の深堀をして、私にしかできない“寄り添った提案”ができるキャリアアドバイザーになりたいと思っています。

仕事を通じて記憶に残っている印象的なこと

「あなたにサポートして貰えて良かった」役に立てたと実感した瞬間

担当した求職者の方から、わざわざ電話で感謝の言葉を伝えていただいたことがすごく嬉しかったですね。

 

その方は東京での就職を目指していて、何回も一緒に面談や面接対策をした方でした。不安に思っていることを率直にお話しいただいて、ひたすら不安を解消するために2人で話し合ったこともありましたね。

 

最終的には地元に帰ることになり、UZUZではサポートができなかったのですが、サポートを終了する際に感謝の言葉をいただいて。

 

「伊藤さんに会えて、サポートしてもらって良かったです」と、わざわざ電話で伝えてくれたんです。

 

UZUZに入社してまだ1ヶ月も経っていない頃だったのですが、初めてキャリアアドバイザーとして「役に立てた感覚」が芽生えて、本当に嬉しい瞬間でした。

 

「転職する際はまた相談したいです」とまで言っていただいて、正直泣きそうでした(笑)。

 

キャリアアドバイザーとして、今後への自信や活力をいただけた、大切な出来事だったと感じています。

キャリアサポートにかける想い

1度きりの人生だからこそ「後悔しない選択」が出来るように

キャリアアドバイザーとして大事にしていること

くり返しになるのですが「求職者の方ファースト」の就職・転職支援をこれからも意識していきたいです。

そのためにも、まずはメンタル面のサポートは特に大切にしていきたいですね。

 

私自身もそうでしたが、就職・転職は迷いと葛藤の連続です。なので、不安を取り除いたり、選択肢を提示したり、求職者の方が最後まで走り抜けられるよう支えられたらと思っています。

 

また情報提供のニーズにもきちんと応えられるよう、日々勉強を欠かさないようにしたいです。

 

キャリアアドバイザーとして、私自身のスキルを向上させることが、求職者の方の選択肢を広げることに繋がっていくと思います。

 

だからこそ、UZUZの上司や同僚に積極的に質問をしたり、YouTubeや本を通して職種・業種の最新知識を習得したり、ただ理想を思い描くだけでなく、成長するための行動を起こしていきたいと思っています。

私の強み

「寄り添うことへの意識」は、私の強みだと思います。

 

キャリアアドバイザーとしてまだまだ道半ばの私でも、求職者の方の思いや話を聞くことはできます。

 

なので、共感や尊重を持ちながら、求職者の方に向き合うことを続けていきたいです。

 

丁寧なコミュニケーションを心がけることは、人と人が信頼関係を気づくうえで大切なスタートラインだと思います。

 

どんなに豊富な知識やすごい経験があっても、コミュニケーションがおろそかだと人から信頼や深い話はしてもらえないですよね。

 

なので表面的ではなく、裏側の思いや理由まで聞いたうえで、求職者さんのつらさや悩みを理解していきたいです。

 

私に話すことで楽になってもらえるように、自分の強みをこれからも伸ばしていきたいと思っています。

面談に来てくださる方へのメッセージ

仕事って1日8時間くらい携わるうえに、正解がなくてとても難しいものですよね。でも、正解がないキャリアや仕事だからこそ、皆さんが“死ぬときに後悔しない選択”が出来るよう、サポートさせていただきたいと思っています!

 

ちょっと大袈裟な表現かもしれませんが、1度きりの人生だからこそ、実現したい目標やキャリアがあれば、お力になりたいと本気で思っています。

 

もちろん、目標が決まっていない方のご相談も大歓迎です!これからを考えるきっかけにしていただけたらと思います。

 

どんな些細な事でも構いません。皆さんからのご相談をお待ちしています!

この記事を書いた人
UZUZホールディングス編集部

UZUZグループにまつわる「ヒト・モノ・コト」について、分かりやすく丁寧に発信します。2013年から公開している株式会社UZUZのオウンドメディア「第二の就活」では「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。