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T.KURIWAKI

人々

2025.4.15

社員インタビュー

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UZUZ入社までの経歴

「人の夢や目標を応援したい」ファッション業界から人材業界へ、1歩を踏み出した理由

学生時代は野球漬けの日々を送っていました!小学校4年生の頃からずっと野球を習っていて。

 

大学でも硬式野球部に所属していたので、授業以外は1日3時間以上練習に費やす毎日。休みもほぼほぼなく、地道な練習の甲斐あって、24年ぶりに1部リーグで優勝を果たしたり、関西選手権でも3位の成績を収めることができました。

 

個人的には大学時代の野球が一番楽しかったです。監督の指示に従っていた高校時代とは違い、“考える野球”ができるようになったというか。

 

自分達が主体となって練習メニューを考えたり、試合に取り組む機会が増えたので、面白かったんです。大学生になると体格の差もなくなってくるので、純粋な実力勝負ができることもやりがいでした。

 

就職活動においては、大企業をメインに応募しました。国公立の大学だったこともあり、同級生も優秀な方が多くて、大企業を受けるのが当たり前の環境だったんです。

 

僕の家はあまり裕福ではなかったので「大企業に行けば豊かに暮らせる。むしろ行けなければまた貧乏になる」という自分の固定概念も影響していたと思います。

 

実は、僕は自分のしたいことや「こうなりたい!」という理想像がとくになくて。いわゆる、軸のない就活をしていたので、当然のことながら上手くいきませんでした。

 

それぞれの会社や業界に行きたい理由を自分自身が深堀り出来ていなかったんです。面接へ進んでも役員の方の前で自分を上手くアピールが出来ないことが続きました。

 

5~6社くらい受けたのですが、お見送り続きで苦しい時期でしたね。「戦略が甘かったかな」「取り組み方が良くなかったな」とよく自分で反省をしていました。

 

最終的には、大学の監督のご友人が経営する会社を紹介してもらい、そこに就職することにしました。

 

創業13年くらいの若い会社だったのですが、ずっと地道に野球をやってきた経験から、自分達で環境を作り上げていくことや成り上がっていくこと、上を目指すための努力を求められる環境に魅力を感じたんです。

 

会社が手掛けていたのはファッションのネット通販事業で、正直ファッションには全く興味がなかったのですが(笑)。思い切って入社を決めました。

 

前職では、1から10まで本当に色んな業務を経験しました。まず最初に配属されたのは、企画・生産部門。扱う商品の生産や在庫数の管理、メーカーとの交渉を主に行いました。

 

その後は、楽天やYahooへの出店サポートに従事。ネットに掲載する画像をPhotoshopで加工したり、キャッチコピーを考えたり。楽天やZOZOTOWNの店長に就任し、予算を持った上で売り上げを作っていく業務にも携わりましたね。

 

最後の数年はずっと商品の製造に携わっていたので、納期スケジュール管理から新しい製造システムの構築、自分で企画から考えて商品を作ったりもしました。1年で約400着、服を作っていたんです。今振り返ると、人の2倍くらいは働いていた気がします(笑)。

 

当時の僕は「世の中にとって価値のある人間になりたい」と思っていて。なので「人一倍成長したい」という気持ちが働く上での大きなモチベーションになっていたんです。その向上心・成長欲がなければ、あんなに無我夢中には働けていなかったかもと今は思います。

 

そんな風にがむしゃらに働いていた僕が転職を考えたのは「人の夢やキャリアを応援したい」と感じたからでした。実は、入社1年目から新卒採用を担当していまして。人の夢や目標に携われる、採用業務にすごくやりがいを感じていたんです。

 

大学時代、恩師の監督から「目標を追い求めることは素晴らしいことなんだ」といつも教えてもらっていて。野球などを通して、僕自身も“目標を持って頑張ることの意義”を感じていたので「皆が素直に目標を追い求められる社会が当たり前になったら素敵だな」とずっと感じていたんです。

 

その思いが採用に携わるうちにどんどんと大きくなり、気づけば服を作ることよりもやりがいを感じるようになっていました(笑)。表情から人の気持ちを読み取ったり、僕自身がポジティブ思考で人の気持ちを引き上げることが得意だったことも、人材業界に目を向けるきっかけになったと思います。

 

知人か他人かに関わらず多くの人の背中を押せる仕事、そして自分の取り組みがきちんと評価される仕事。自分のやりたい仕事を求めて、転職活動への1歩を踏み出すことにしました。

 

転職を決めてからはエージェントに登録したのですが、そこで紹介されたのが“UZUZ”だったんです!

 

UZUZが社のミッションとして「若者」に目を向けているところが、僕には刺さりまして。やっぱり時代を作っていくのは若い人だと思うので「これからを担う若い方達」を僕も全力でサポートしていきたいなと思ったんです。

 

他にも大阪で働けることだったり「子ども達のために学校法人を作りたい」という岡本のビジョンに共感を覚えたことも、入社の決め手になりました。

 

若い人たちの夢や想いを応援したい。その気持ちをきっかけに、僕のキャリアアドバイザーとしての道が始まりました!

UZUZでの役割

お説教をする場でも人と比べる場でもなく。面談を「一緒に未来を考えられる場所」に

日々の面談では「尊重すること」と「未来に目を向けてもらえること」を意識しています。

 

僕自身は勉強にも野球にも打ち込んできた人生で、ある意味、“努力するのが当たり前”という環境で育ってきました。でも、人は皆違う環境、違う価値観でそれぞれ生きています。だからこそ、その違いを理解して尊重することが、キャリアアドバイザーとしてまず大切なことだと思うんです。

 

僕の物差しだけで、今までやこれからを考えても何も生まれません。そもそも面談は、お説教をする場でも人と比べる場でもなく、求職者の方と目線を合わせて一緒に未来を考えていく場だと思うんです。

 

自分の価値観や意見を押し付けてくるキャリアアドバイザーは信用できないし、求職者の方も本音を話したくないですよね。本音を話せる良い就職・転職をサポートするためにも、色んな方の人生や価値観、選択をこれからも尊重していきたいと思っています。

 

また、求職者の方に「未来に目を向けてもらうこと」も大切にしています。一時の快・不快だけを頼りにこれからの道やキャリアを選んでしまうと、10年後20年後に結果的に損してしまうことってあると思うんです。

 

嫌なことを避けて通りたい気持ちはすごく分かりますし、心身に悪影響を与えるほどの嫌なことなら避けたほうが良いと思います。でも、ご本人の人生の目標や目的を叶えるためには、少しだけ踏ん張って今を乗り切った方が良いキャリアを歩める場合もあります。

 

だからこそ、そんな時はまずご本人の気持ちをしっかりと聞きつつ、長期的な視野や道のりをプロとしてしっかりご提案していくよう心がけています。

仕事を通じて記憶に残っている印象的なこと

求職者の方の“今の本音”を聞くために、心がけたコミュニケーション

研修を終えて現場に立った1ヶ月目に「売り上げがゼロ」だったことは衝撃的でした(笑)。

 

率直にヤバいなと思いましたね……。当時は結婚して、新生活が始まったばかりだったので「どうしたものか」という思いでいっぱいで(笑)。

 

でも、ただくよくよしているわけにはいきません。自分のやり方や業務を振り返って、改善できるところは全て改善しました。

 

改善の代表例が「求職者の方とのコミュニケーション」です。毎回の面談において、求職者の方の“本音”を聞くよう、自分の意識を改善しました。

 

就職・転職活動の現状をお聞きしたり、意思決定の基準や理由をお聞きしたり、とにかく「求職者の方の今の本音」を細かく聞くことを心がけるようにしたんです。時には「UZUZでの就職・転職志望度っていかがですか?」と聞きにくいこともお聞きするようにしています。

 

「UZUZでは就職・転職を考えていないです」と言われたらショックなので、本音を言うとお気持ちを聞くのが怖い時もあります。でも、僕達キャリアアドバイザーが求職者の方の本音を知ることから、良い就職・転職は始まっていく。なので、怖がらず気持ちをお聞きするようにしています。

 

本当の気持ちを共有してもらえてこそ、本当に意味のあるアドバイスや施策を打つことができます。言葉のチョイスや声のトーン、表情など求職者の方の一挙手一投足に気を配りながら、これからもサポートをしていきたいと思っています。

キャリアサポートにかける想い

今からでも出来ることはたくさんある。求職者の方を応援できる自分でいたい

キャリアアドバイザーとして大事にしていること

「求職者の方のキャリアを考えること」を大切にしています。先ほどもお話ししましたが、目先の条件だけではなくて、キャリアという長い目線に立ってサポートすることがとても重要だと思うんです。

 

給与が低いから給与を上げたい、なるべく残業したくないなど、就職・転職において皆さん色んな希望があると思います。でも、1回の就職・転職で全ての希望を叶えるのは難しいのが現実です。

 

自分の人生がかかっているからこそ、どうしても求職者の方は「今の条件」が気になってしまうと思うんです。条件を大切にすることは決して間違いではありません。

 

でも先を見据えると、今踏ん張ることでより良い未来が待っていて、それが求職者の方の幸せにつながることもある。だからこそ、プロのキャリアアドバイザーとして、冷静に「求職者の方の長い人生やキャリア」に目を向けられる存在でありたいなと思っています。

私の強み

キャリアアドバイザーという職に対する「熱量」は僕の強みだと思っています!

 

社会人としてではなく、ひとりの人間として僕は「目標を持つことの意義」や「夢や目標を追いかける人を応援したい」という気持ちを強く持っています。その僕個人の思いが仕事とリンクしているからこそ、他の人よりも熱量を持ってキャリアアドバイザーの役割に向き合えているのかなと。

 

僕自身も長年野球に取り組む中で、たくさんの人に支えてきてもらいました。チームの監督から教わった「今の自分があるのも、好きなことをやれるのも、周りの人に支えてもらえたから」という価値観が僕の中にずっと根付いているんです。

 

野球や学生生活を通して、自分自身が人から応援・支援をしてもらったと実感しているからこそ、これからは「人を応援できる自分」でありたいなと。その思いを原動力にして、これからも求職者の方に向き合っていきたいと思っています。

面談に来てくださる方へのメッセージ

自分で自分に蓋をしなければ「未来は良く出来る」ということをお伝えしたいです。

 

出来なかったことへの後ろめたさや学歴への不安など、求職者の方は皆さん様々な思いを抱えていらっしゃると思います。でも、その当時出来なかったことも失敗も人生という引き絵で見たら、一瞬の出来事だと僕は思うんです。

 

人生もキャリアも長く続くからこそ、今からでも未来のためにできることはたくさんあります。なので求職者の方には、過去に囚われすぎず、自分の可能性に蓋をしないで「一緒に頑張りましょう」とお伝えしたいです。

 

僕は皆さんの夢や目標を全力で応援します。ぜひ、お気軽に相談に来てくれたら嬉しいです!

この記事を書いた人
UZUZホールディングス編集部

UZUZグループにまつわる「ヒト・モノ・コト」について、分かりやすく丁寧に発信します。2013年から公開している株式会社UZUZのオウンドメディア「第二の就活」では「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。