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「少子化」と言われ続けて久しい日本。実際に、ものすごいスピードで産まれる子どもの数が減っていることをご存知でしょうか?今回の週刊ひろきでは、そんな“少子化”が進む社会でUZUZができることについて、お伝えできればと思います。
以下のグラフは、出生数の推移です。
引用:三菱UFJリサーチ&コンサルティング「コロナ禍による少子化への影響と東京都からの0~4歳人口の流出」
2019年に90万人を割ってから、80万人を下回るまでは3年しかかかりませんでした(2022年の出生数は77万747人)。さらに厚生労働省「人口動態統計月報年計」の発表により、2024年の日本の出生数が初めて70万人を割り込み、68万6061人となったことが明らかになりました。
令和5年に国が出していた予測値では、“70万人を割るのは2035年以降”でしたが、10年前倒しで割ってしまった状況です。
2015年には100.6万人生まれていた子どもが、10年後の2025年には70万人を割ってしまう今の日本の状態。たった10年で3割も生まれる子どもが減るのは、本当に危機的状況です。
少しでも安心して子どもを産める社会にするには「学校の設立」「外国人留学生の受け入れ」を進めるとともに、「出産後も安心して働ける環境整備」の必要性が高まっているなと感じます。そこに近づくためには、まずはUZUZが「子育てをしながら安心して働ける会社」になっていくことが大切です。
子育てをしながらUZUZで働いてくれている社員もたくさんいますが、正直かなり無理をしながら頑張ってくれている方も多いと思います。子育てと仕事の両立をする負担が重すぎると、2人目、3人目を作ることに対するハードルが上がってしまうのは明らかです。
それだけでなく、大変な思いをして働くママ社員・パパ社員を見て「子育てしながらここで働くのは厳しいかもな……」と感じる人も増えてしまうと思います。子を持つ方や子を持ちたいと考えているUZUZメンバーが、子育てしながら安心して働ける環境を作り、かつ組織としてもしっかり利益を出せる体制に変化していくことがとても重要です。
実は2023年から改革を進めてきたのですが、これからはその速度をより一層加速させていきます。とにかく新規を回し“量”で数字を作るスタイルではなく、数を絞り“高い決定率(キャリアアドバイス力)”で数字を出すスタイルにすることで、仕事と家庭を両立できるキャリアアドバイザーを増やしていきます。
改革を進めていった結果、UZUZの決定率は、2023年から2024年の1年間で2倍になりました。つまり、面談数を半分にして同じ売り上げが上がる状態になったということです。ここからさらに1.5倍の決定率に高めることができれば、売上は今以上にしながらも過度な残業はせずに持続性のある状態を作っていけると思っています。
そのためにも、キャリエモンなどの“労働集約モデルではない事業”を伸ばし、子育て世代が子育てと仕事を両立しながら活躍できる場を増やすことも大切です。「自身の身体やライフステージの変化などを考えると、長くは働けない組織(年齢を重ねたら人が離れていく組織)」では、100年先もウズウズはたらいている(機能している)状態にはなりません。
もちろん事業モデルによっては、労働集約型でガッと働き成果を出すことがフィットする場合もあります。そのこと自体は否定しません。でもUZUZグループ全体としては、子育てと仕事を両立しながらも収益をあげ続けられる状態にしていくことを大切にしていきたいです。
まだまだ足りない部分は多くありますが、一つずつ問題を解消して目指す姿に近づいていこうと思っています。