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UZUZの13期、変革の振り返り

考え方

2025.5.20

週刊ひろき

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14期に突入したUZUZ。早いもので、もうすぐ上期の終わりが見えてきました。このタイミングで一度「13期」の振り返りをしていこうと思います。

 

まさに「第二創業期」の一言にふさわしい一年だった、UZUZの13期。実はUZUZ創業以来、最も大きく変化した期間だったんです。

【1】ホールディングス化を実施

なんといっても、この期間の一番の変化は2月22日に株式会社UZUZホールディングスを設立したことです!

 

UZUZは、ホールディングス化をして事業を増やしていくことで、より多くの人がウズウズ働ける状態を作っていくことを目指しています。そのためホールディングス化だけではなく、以下も一気に進めていきました。

ホールディングス化と合わせて行ったこと

・UZUZ COLLEGEの分社化
・株式会社Otaksの設立
・グローバル事業の立ち上げ

これらのチャレンジを進めることは、将来的にUZUZが目指す状態に近づくためには必要不可欠な動きです。

 

リソースが分散してしまった一方でまだ現時点では売上転換できていない部分もあるため、収益性が下がる一因となってしまいました。とはいえ「新規事業はすぐに売上につながらない」と想定した上での挑戦・分社化だったので、大きな問題があったとは考えていません。

 

新たなチャレンジをするからこそ、未来で大きな収穫が得られる。そう思って取り組んでいます!

 

また、この13期では新たなグループ会社を増やすにあたり、管理部と数多くのすり合わせを行い、新たな体制づくりを進めてきました。

 

お金周りの体制づくり、新会社ならではの制度づくり、契約や業務フローの変更などなど。数え切れないほどの「整える業務」を、管理部メンバーは通常業務と並行して立ち上げてくれていました。本当に負担が大きかったと思います……!

 

しかし、管理部のおかげで、会社を新設するにあたって必要な動きは大枠完了することができました。本当にありがとうございます!

 

また、今まで人材紹介の業績に大きく貢献してくれていた社員が、別の事業に力を入れていくことも発生しました。新たな挑戦をする人ほど元々の既存事業で中核を担っていることが多いため、既存事業への影響は大きくなります。

 

そんな中でも、責任者を引き継いでくれた白川や紹介チームのメンバーが、1つひとつの課題と向き合い「UZUZの人材紹介事業が目指すべき姿」に近づくような数多くの変革を起こしてくれました!

 

その変革が売上として結果につながるのは、これからです。しっかりとやり切って、成果を出したメンバーがブレーキを踏まずに新たな挑戦ができるような強い組織を作っていきます!

【2】人材紹介チームの変化

13期は、人材紹介チームも大きく変わりました。そのうちの一つはリーダー・マネージャー教育です。

UZUZが実践しているリーダー・マネージャー教育

1.放置はせずにしっかり部下の状況を見て・把握する
2.把握した上で、部下が主体性を持って取り組み、成果が出せるように必要なフィードバックを行う
3.部下が「自分の力でやり遂げて成果が出せた!」と自信を持てる状態を作り、さらに大きな一歩を踏み出せるよう支援する

そんな伴走力がある上司をUZUZに増やしていくため、色々な取り組みをしてきました。その1つが「コンピテンシー評価の導入・運用」です。

 

メンバーの行動が変わるようなフィードバックができる上司になるには、そのための経験を積む必要があります。さらにただ経験を積むだけではなく、自分自身のフィードバックを振り返り・改善することが大切です。

 

そのため13期からは、月に1回「リーマネ研修」「リーダー・マネージャー合宿」を実施しています。

 

例えば「部下への具体的なフィードバック」についても、この研修・合宿の場でじっくり話し合ってきました。それ以外にも、リーダー・マネージャーとして部下の成長を促進し目標達成に導けるよう日々トレーニングを行っています。

 

伴走力は一朝一夕で身につくものではありませんが、継続的に学び続けることで、組織としての力を高めていけると思っています。

 

また、もう一つの大きな方向転換が「キャリア型面談への移行」です。今のUZUZは、これまで「就業決定」をゴールとしていたのが「就業後の活躍」までをゴールにした「本質的ではあるが難易度が高い面談スタイル」に変わりつつあります。

 

そうすることが、より就業決定数を伸ばすことにもつながりますし、ご本人が「よし!頑張るぞ!」という気持ちで就活に取り組むので就業決定までの期間も短くなります。更に今の現状のもう一歩上の企業にも挑戦できるようになるので、売上単価も上がります。

 

つまり、「求職者」にとっても「UZUZ」にとってもプラスになる変化です。

 

この変化に適応するには一定期間のトレーニングや素養が必要になるため、一時的に結果が出にくいキャリアアドバイザーが増えているのが現状です。

 

しかし、ここで「一時的に売上がやばいから、慣れているこれまでのサポートスタイルに戻そう」と判断するのは避けたいと思っています。

 

なぜなら、今後UZUZが長く生き残っていくには「顧客の本当の課題を解決するキャリア型のサポート」が必要だからです。

 

そして、そのサポートができるキャリアアドバイザーを増やしていくことが、長期的な売上・利益の最大化には絶対に欠かせません。そのため、まだ数ヶ月はかかるであろうこの変革期を未来への投資と捉えて向き合っていこうと決意し、取り組んできました。

 

キャリア型面談を行う土台を作るため、従来の電話面談からオンライン面談に切り替え、面談時間を1時間から1.5時間の枠を確保するように変更しました。

 

従来よりサポートに長い時間がかかるため、総面談数は減りました。面談スタイルの変化により、一時的に結果が出しづらくなってしまったキャリアアドバイザーもいます。

 

そのため、「新しい面談スタイル」で技術を学んでいけるように新システムも導入しました。

新システムの例

・自動録画・文字起こし・解析ツール(JamRoll)の導入
 →キャリア型の面談をしていくために、他の人の面談から学べる土台を整備!

さらに「キャリアアドバイザー完全マニュアルプロジェクト」が立ち上がったことによって、マニュアルの改善が進行中です。これからは、今までとは比べ物にならないほど学習効率を高めることができます。

 

13期は、これらの土台を整える期間でした。すでに大枠の方向性は固まっているので、このまま進んでいけばキャリアアドバイザーはどんどんレベルアップしていき、面談力も向上します。

 

結果として「求職者の方への本質的なサポート」と「右肩上がりの成長」の両立ができる組織になると考えています。

【3】人員構成の変化

13期のUZUZは、社員数は着実に増えていったものの、実際の稼働数はあまり増えない結果となりました。その理由はこの期間に「育休・産休」に入る社員が増えたことです。

 

嬉しいことに、全社で産休・育休を取得していた社員は10名以上もいました!未来のウズウズ働く若者を産み・育てるということは、本当に素晴らしいことです!

 

新たな素晴らしいメンバーも入社してくれてはいるものの、成果を出せる状態になるには一定期間はかかってしまうものです。

 

産休・育休に入っている社員やこれから入る社員が「私が休むと会社に迷惑をかけてしまう……」とならないためにも、お休みに入る方が増えたとしても、しっかりと業績を伸ばしていけるような組織を作っていくことが大切だと改めて感じました。

 

フロントオフィスメンバーの実稼働数が伸び切らなかった要因に話を戻すと、UZUZの採用状況も大きく影響していると思います。12期に採用活動を一時的にストップしていたので、その分だけ新入社員の入社時期も遅くなってしまいました。

 

採用を止めていた期間は3ヶ月ほど。採用活動を続けられていれば、売上にも大きなインパクトがあったのではないかなと思います。

【4】“これから”について

これらを踏まえて、UZUZは今まで以上にキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーの採用を加速させていくことで、売上を伸ばしていきます!

 

また、人数を増やすだけではなく、キャリアアドバイザーの改善にも引き続き取り組んでいます。様々な改善の余地がある分野はありますが、その中でも特に大きな改善の余地がある分野が「面接対策」です。

現在、新人教育においても面接対策に関する研修はありません。型がない状態でそれぞれがリーダーから研修を受け、独自の方法で面接対策に臨んでいる状態です。

 

この型ができて、なおかつ浸透していけば、面談決定率を2倍にすることができると考えています。

 

すでにこの「対策の型化」はどんどん進んでいて、いくつかの面接対策のマニュアルが出来上がりつつあります。これらを現場に展開しながらブラッシュアップし、新人教育にも落とし込んでいくことで、売上をどんどん伸ばしていける体制にしていきます!

 

また、フロントオフィス以外にも各所で大きな変化が生まれています。

 

マーケチームは「CS」「アフィリ」「媒体」「編集」「制作・デザイン」が「マーケ」として統合されました!

 

それぞれのチームは今まで通り残りますが、組織としてはマネージメントラインが統一されたことで今まで以上に横の連携が取りやすくなっています。

 

事業全般を支えてくれる管理部門も、今までで一番良い状態で業務に取り組めています。

 

管理部合宿を3ヶ月ごとに行っていますが、会を重ねるごとにチームとして前を向いて進んでいける体制になっていることがすごく伝わってきます。

 

13期では、会計周りのシステム移管もひと段落し、しっかり月次で売上・利益を把握できる体制になりました。数字を把握することができれば、今まで以上に正しく投資判断が行える組織になれます。

 

また、各チームの力がより発揮しやすくなるためには「IT」の力が欠かせませんが、UZUZのIT事業部はITスキル×事業理解が圧倒的です。

 

「これができれば生産性がめっちゃ上がりそう」「これができれば成果が一気に上がりそう」とイメージできる開発がどんどん進んでいるので、完成が楽しみです!

 

各部門の状況を考えると、これからのUZUZはより一層伸びるイメージしか沸きません。14期のUZUZも、このまま駆け抜けていきます!

 

また、もしこの記事を読んで「UZUZで働きたい」と思ってくれた方は、ぜひこちらからご応募ください。一緒にウズウズと働けることを楽しみにしています!

この記事を書いた人
岡本 啓毅 おかもと ひろき 代表取締役社長

株式会社UZUZ代表取締役社長。北海道出身で高校卒業後、米国アラバマ州立大学ハンツビル校にて宇宙物理学を専攻。会長・今村と学生生活をおくる。大学卒業後は日本のベンチャー企業に入社するも、今村と約束した起業を実現するべく1年で退職。UZUZの副社長を経たのち、代表取締役社長に就任。